◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)
◇平成15年10月◇
10月25日:DASEIN、ベスト盤とクリップ集リリース 10月23日:ギャル文字 10月09日:Curse、解散 10月02日:「THE DAY IN QUESTION」、今年も開催 |
平成15年10月25日 | DASEIN、ベスト盤とクリップ集リリース | ||||
ライヴで踊り始めたのはいつからでしょう。こんばんは、Псиです。Psycho le CemuやShulaをはじめとして、ヴィジュ界隈でも手振りというより踊りで一体感を得ることが増えてきました。同じタイミングで同じ振りといえば、X JAPANの「X」でのXジャンプや、LUNA SEAの「providence」での三拍子の指揮、Plastic Treeの「バイバイ」で手を振るとか、色々と思いつくのですが・・・踊りのルーツがどこなのか、Псиはちょっとわかりません。 もっとも、踊るバンドを全然知らないわけではありません。最初に挙げた2つのバンドを足がかりに、いくつかの踊るバンドをПсиは知っています。そうしたバンドの中で、やはり一番大きなインパクトをПсиに与えたバンドといえば、DASEINを外すことはできません。関西ノリの軽快なトーク、強力すぎるドラミング、そしてavexアーティストとしてもヴィジュ系としても異例のファン層の広さなど、色々と魅力を持ったバンドでした。もっとも、そのルックスと雰囲気からどうしてヴィジュにカテゴライズされているのかという疑問が常に付き纏うバンドでしたが、それはそれとしてすごいバンドだったと思います。
と、未収録音源を含んだシングル集。シングル集自体は、同じavexのJanne Da Arcも最近リリースしていたりと珍しいことではないのですが、なにしろニューシングルのタイトルが「走馬灯」だったり、記事にも「次の新しいステップ」などと書かれていた為、これはレコード会社移籍への布石なのではないかと騒がれていました。
はあ?843さんと844さんは(IDを見る限りでは)別の方ですが、何せスレの流れが流れだっただけに、解散という発言に大混乱が巻き起こりました。そして、距離による時差に左右されなかった都会なヒトたちは、続々と白封筒が解散を告げるものだという事実を打ち明けるのでした。
・・・なんということでしょう。それなりに重ねてきたプロモーションの効果によって、徐々に知名度が上がっているところだったのに。実際、ニューシングル「走馬灯」はCDTVで初登場21位。今までのランキング履歴を見ても、初登場時の順位が順調に上がっているのがわかります。それなのに。 DASEINは、決して一時代を築いたバンドではありませんでした。事実、ONE PIECE劇場版の主題歌になった「まぶしくて」ですら、聴いてすぐに判るヒトは少ないに違いありません。しかし、DASEINの解散という事実は、いろんな方面に衝撃を与えるに違いありません。実際、2回くらいイヴェントで見て、CDを数枚持っている程度のПсиですらショックを憶えているくらいなのですから。 Псиは、DASEINに祝福を送ると共に、こんな背景で出るベスト盤ですらCCCDで出すavexに呪いを送信します。 |
平成15年10月23日 | ギャル文字 | ||||
注意 話題はいつも時代遅れ。こんばんは、Псиです。テレビをつけるとanimax、ヴィデオを借りるとOVA、PCで巡回するのはヲタ系ニュースサイト、という死ななければ治らない類の病を患っている方は、ご来場頂いているみなさんの中にはあまりいらっしゃらないでしょう。でも、欠点ばかり拾えばヴィジュヲタさんもアニヲタさんもゲーヲタさんも大差無い気がするので、江戸っ子なのに「私の第二の故郷は行った事の無い名古屋」なんて豪語しているバンギャさんは、そうしたヒトたちのことを表立ってではなくココロの中でだけ蔑むと良いと思います。口さえ閉じればみんなが平和。 さて、そうしてヲタという肩書きを持ったヒトから総好かんを食ったところで本題です。みなさんは、ギャル文字というものをご存知でしょうか。おそらくガングロ並みにヲタとは相容れない文化なので、知らない方は本当に知らないかと思われます。
これを、ギャル文字表記で表してみましょう。
エンコードはSHIFT-JISで合っています。もっとも、これでもかなり判読は楽な方です。ギャル文字の真骨頂は、やはりオールひらがなの文でこそ発揮されるといえるでしょう。続いては、この文章を全部ひらがなにしたもの(「Пси」だけはそのまま)をギャル文字表記で表してみましょう。
そんなところを探しても「どせいさん」はいません。なんだか意味不明なこれらの文字列ですが、永字八方とかの考え方を完全に忘れて、個々のパーツを拡大解釈すれば、自ずと「レ£→は」「U→し」「τ→て」という公式が浮かんでくる筈です。ギャル文字とは、分解と見立てがすべて。ある種、胸の大きさや描写だけを拡大解釈して化け物になった「エイケン」や、猫耳と語尾だけを拡大解釈して化け物になった「東京ミュウミュウ」のごとく、そこにあるのは萌え的進化論だと思えば、きっと解読が苦にならないことでしょう。というわけで、がんばってください。 読みつづけているとモノの死を視ようとした志貴みたいに脳が壊れそうになること確実のギャル文字、一体どうしてこの世に出てきたのでしょう。もちろん、こうした流行の発端なんて後から見ようと思って見えるものではありませんが、考察することくらいはできる筈です。少し古い記事ですが、ZDNetでギャル文字が取り上げられた時は、こんな風に考察されていました。
・・・ギャル文字で伝わる感情?確かに、プレーンなテキストよりはいささか個性的な表記であることは認めますけれど、これに手書きの味があるかといえば、それはちょっと違う様な・・・。Псиが勝手に考えたところでは、自分のメールを長いこと相手の目に留めておきたいという欲求の現れじゃないかと思うのですが、上の論を展開した携帯電話がらみの取材で100人強のティーンエイジャーにインタビューを行った経験を持つ羽田氏(職業等一切不明)やZDNet JAPANの女子高生研究家TN氏(役職等一切不明)の様な裏付けはありませんので、説得力は全然ありませんけれど。 ギャル語について調べていた時に、ギャル文字常連集団に掲示板で思い切り文句を言われる様なテキストを見つけて、正直戦慄を覚えました。Пси、掲示板がギャル語による罵倒で埋め尽くされている様なことになったら、きっと棲み処に2週間くらいひきこもってしまうに違いありません。 ・・・Псиは、昨日ギャル文字でメールを送ってきた方に、不可逆圧縮系の電波文が毎夜送られてくる類の呪いを送信します。 |
平成15年10月09日 | Curse、解散 | |||
先月末辺りから、ヴィジュの界隈は不穏なお話で溢れています。DEViL KiTTYが解散を示唆したのをはじめ、baroqueの活動停止はいまだに理由が判らず、RusHが解散。メンバー絡みの諸々を入れれば、ギブスの礼やヴィドールのアヤノが脱退したりと、近年稀に見るカタストロフィぶりです。 普通、ファンは解散の裏側を覗くことはできません。解散の理由を推測することはできても、それは所詮推測にすぎないのです。ですから、たとえギターが同人活動にはまったとか、ドラムが借金を背負って逃亡したなどの黒歴史が垣間見えてしまったとしても、公式発表の「音楽性の違い」等のあたりさわりのない理由を信じるしかありません。 さて、Curseが解散を発表しました。VK-DBさんのCurseの項目にある通り、ほとんどのメンバーはLυτёη∀(読み:るてな)というバンドに在籍していました。2002年に結成されたLυτёη∀、このサイトの閲覧者さんとしては、同じバンド内に「楓」と「千鶴」というメンバーがいたという点にだけ微笑むと良いと思います。Lυτёη∀は一年の内にデモテープを3本出した後、2003年の6月29日に解散。その後、主要メンバーで「Curse」を結成したのでした。・・・Curseの結成はLυτёη∀解散の次の日だったので、6月30日から10月9日までの三ヶ月ちょっと疾走したことになります。
とりあえず、すべてが止まったことだけはわかります。NEWSを見ると、TDのアトリビュート"width"が98で読みづらいレイアウトの中に、もうちょっと詳細な予定が文字通り詰め込まれています。たぶん、%を付け忘れただけでしょうけど・・・。
解散したのに、未練が残っている上に、中途半端で投げ出したのが正しい判断じゃない・・・?なんでしょう、e.muとのライヴ対決で負けたが為に解散する、裏シナリオのΛuciferとかでなければ、ありえないコトバですけれど・・・何か圧力がかかったということなのでしょうか。
急に泥臭くなってきました。Пси、色々なバンドの解散コメントを見てきましたけれど、こんなにココロが重くなる解散コメントははじめてです。「リーダーの自覚について咎めたら連絡がつかなくなった」って、ふてたコドモじゃないんですから。最後の「僕達にも悪い所は〜」のくだりが全然フォローになっていないのもポイントが高いです。 ПсиはCurseの音を全然知りませんし、Lυτёη∀に遡ってもデモテープを一本聞いたことがあるくらいです。ですから、緋那がどんなヒトなのか、他のメンバーがどんなヒトなのか、Псиにはちょっとわかりません。 Псиは、本音を封印できるオトナって素敵だと思うのと同時に、あれだけ騒ぎを起こしておいて、普通に次のライヴが決まっているDEViL KiTTYに無情の視線を送信します。・・・掲示板のログまで消してるなんて。 |
平成15年10月02日 | 「THE DAY IN QUESTION」、今年も開催 | |||
もう、秋です。こんばんは、Псиです。秋が近くなると、センチメンタルな思いよりも冬の到来に思いを馳せる比率の方がちょっぴり上だったりする今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2日開催です。日程的には1日目と2日目に被り、全日参加が決定しているПсиには蓬莱の玉の枝クエスト並みに悲惨な告知です。 さて、2daysといえば、6月に野音で行われた「Mona Lisa OVERDRIVE -XANADU-」も2daysでした。みなさんもご存知の通り、日比谷野外音楽堂は建物ではありません。公園の一区画が塀で仕切られており、その中に突然座席と舞台がある様なつくりになっています。ガラスの仮面で「真夏の夜の夢」の公演を行った野外劇場に塀を作った様な感じ、といえば判っていただけるでしょうか。わかりませんか。そうですか。 さて、公式サイトの情報によると、その公演の模様を収録したDVDが12月に発売になるそうです。そんな経緯があるので、当然2日目を全曲収録だろうと思っていたのですが・・・
え、「幻想の花」で終わり?日が沈んだ野外で歌われた、あの感動的な「FLAME」は?「Ash-ra」は?「TO-SEARCH」は?そんな疑問を抱いたПсиが、ページを読み返してみると・・・
またマルチアングル。マルチアングルが嬉しいヒト、果たしてどれだけいるのかПсиにはわかりません。 Псиは、DVDが2枚合わせて全曲収録だった場合、Buck-Tickに無上の祝福を送信します。 |