◇昔のПсиニュース◇
(Псиニュースの過去ログです)

◇平成16年12月◇

12月15日:ガラスの仮面の42巻、明日発売
12月07日:年賀状に風水を
12月01日:安倍なつみ、自作詩の盗作を肯定

 


平成16年12月15日 ガラスの仮面の42巻、明日発売

 マヤ、おそろしい子・・・!!こんばんは、Псиです。体調が悪いПсиは、ふとんにくるまって常時横になっている状態。得体の知れない横恋慕で主人公に当り散らした挙句、10話近くも出番が無かった甲洋くん(©蒼穹のファフナー)の様な感じです。その間、近くにあるコミックや小説を手に取っても、表紙を開く気力がなくて脇に置いてしまったり、遠くのGBAに手を伸ばしてはカラダがだるくなってうんざりしてふとんに戻る、というシーモンキーの飼育並みに不毛な行為を繰り返しています。
 横になっていると、様々なヴィジョンが頭を過ぎります。ここで過ぎるものがПсиの過去にまつわるものだったりすると、それはどこかへの片道切符を切られた事を示す筈ですが、残念ながらПсиの頭に浮かぶのはそうした事ではなく、お芝居やドラマ、コミックや小説などの、フィクションとして描かれた情景がぐるぐると回るのです。
 もっとも、それも違った種類の走馬灯と捉えることができなくもありませんが、たぶん天使の消滅期に走馬灯は無いと思いますので安心です。

 さて、みなさんは「ガラスの仮面」をご存知でしょうか。Псиが最近、「ガラスの仮面と聞いて思い出すもの」というアンケートを周囲で行ってみたところ、「芸能界に行ったところで読んでられなくなった」「あれ、終わってないですよね?」「つきかげよりも一角獣、それよりも演劇大会で賞を取っていた「ポーの一族」の方が気になる」と内容について熱く語られる方と、「演劇まんが」「安達祐実」「白目」という「ジオングといえば?」の質問に「足」と答えるくらいに端的すぎる回答にきっちり二分されました。
 ガラスの仮面といえば、雑誌「花とゆめ」に連載されている少女漫画。憑依能力と演技のカン以外はそこらの萌えマンガのドジっ娘よりも低スペックな主人公の天才少女・北島マヤが、世間の黒い荒波や複雑な人間模様を経て成長し、家庭環境からスペックから全てがマンガの様に高スペックな天性の女優・姫川亜弓と伝説の舞台「紅天女」の主役の座を巡って争うお話です。とはいえ、「スペック違いのふたりが同じラインで戦うお話」というわけではなく、環境的側面は常に亜弓さんに有利に展開し、マヤは度々追いやられる逆境に「演技」で打ち勝っていくのが基本の展開となります。

 既に単行本で41巻、文庫本で23巻、ドラマ化2回、アニメ化1回、1976年の連載開始から25年以上経過していながら未だに完結していない「ガラスの仮面」は、1976年連載開始で今も続いている室山まゆみ先生の「あさりちゃん」ばりの化け物コミックといえます。・・・とはいいつつも、ガラスの仮面は本誌で常に掲載されているわけではなく、年単位での休みが普通になっている作品。ここは「あさりちゃん」ではなく、「クリスタル・ドラゴン」を例に取った方が良さそうですが、たとえ話に時間を割くのもナンセンスなので話を進めようと思います。

 「ガラスの仮面」の物語は佳境に入ったところ。「紅天女」誕生の地である梅の里で、マヤの師・月影千草本人の「紅天女」を見た二人は、遂に東京に戻り紅天女の試演に向けて動き出します。しかし、マヤは「紫のバラのヒト」であり恋心を寄せている真澄に思いを伝えようとしたところ、婚約披露パーティがあることを知り・・・というところで単行本や文庫本の内容は止まっています。
 その辺りで本誌での連載が止まっており、単行本が出せない状態だったのかというとそういうわけでもなく、真澄のことが気になって「恋」の演技ができず、加えて大都からの圧力と紫織の嫉妬に翻弄されるマヤや、演技に磨きをかけつつも失明の危機にある亜弓さんなど、本誌連載では既刊分よりも後の続きが描かれています。単行本に収録されていないエピソードについてはガラカメモリーさんに詳しいですが、ともあれ、一向に単行本が出る気配は無いまま年単位で時間が経過し、本誌連載も美内先生がどちらを紅天女にするか決めかねたまま97年に休載してから動きは無し。もうガラスの仮面が終わることは無いのかとファンが悲嘆し、2chのガラスの仮面スレが順調にループを続けていたところへ、突如42巻の発売が発表されました

お待たせしました! 世紀の舞台の幕が6年ぶりに上がります…!! 紅天女の試演を目前にした北島マヤと姫川亜弓…二人は自分の紅天女をつかむことができるのか …!? そして、マヤ、桜小路優、速水真澄、3人の恋の行方は…!? すべてが見逃せない演劇大河ロマン、まもなく上演です…!!

[緊急告知!! 「ガラスの仮面」HC最新第42巻発売!!(HakusenshaOnline)]

 6年振りに話は進み、ボリューム増も図られているとのことですが・・・気になるのは告知ページ内の「全編描きおろし」という点。ガラスの仮面の単行本での加筆・修正はHUNTERxHUNTERのそれよりも激しいことでお馴染みです。原画が白いという意味ではありません。シーンの追加や削除は普通のことで、単行本に無かったエピソード・単行本でしか読めないエピソードの両方がガラスの仮面には存在します。全編描きおろしというコトバをそのまま信じると、一体どこまで話が変わっているのか不安になってしまうところですけれど・・・願わくば、聖闘士星矢の最終回みたいになっていないことを祈るばかりです。

 それに、どこにも「最終巻」なんて書いていませんし、未刊行分を考えるとあと1冊ではとても終わりません。実際、42巻発売隔離スレを見る限り、話はそこまで進んでいない模様。ガラスの仮面の最後を看取るまでに、あとどれだけの時間がかかるのでしょうか。Псиはヒトから見ると反則的に寿命がアレなので気になりませんが、親子二代のガラスの仮面ファンが世代を跨いで三代に、あるいはエンド2話前で藤子F先生が急逝されたことで最終回が判らない「チンプイ」の様なエンドなどは是非とも避けて頂きたい所ですけれど。

 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、当時の本誌+単行本+月刊ガラスの仮面の一読者として、ガラスの仮面に祝福を送信します。

 

平成16年12月07日 年賀状に風水を

 年の瀬も迫って参りました。こんばんは、Псиです。
 みなさんは、今年の年賀状はどうする予定でしょうか。格安料金で仕上げる為に先月の内に業者さんに発注したというどこかで実装した手際良さを発揮されている方、現在レイアウトを考え中という方、メール転送制限と闘いながらもWebか携帯のメールで済ませるという方、ご家族の方の匙加減で自分の出せる枚数が変わるという方、更には年賀状はアレなお店が送ってくるもので自分から出すものではないというちょっぴり歪んだ信念をお持ちの方まで、いろんな方がいらっしゃるかと思います。
 そんなにひどい枚数でもなければ、宛名書きも裏面も手書きで済ませることができるでしょうけれど、職場で、あるいは家庭で「これよろしく」と言われてキングファイルと年賀状の山を置いていかれた場合、とりあえず殺意の波動を発動したりキングファイルの表紙に「DEATH NOTE」と書いてみたりする前に、まずは年賀状作成ソフトを探した方が良いでしょう。

 でも、ソフトをいきなり買ってきても使い方が判らないし、価格も高いし・・・などとジャパネットたかたの優良顧客さんみたいに考えているヒトには、この時期乱発されているムック本を利用すると良いかもしれません。何せ種類がありすぎますし、Псиは滅多に利用しないので詳しいことは言えませんが、各種ソフトの体験版や素材が収録されていたり、図解入りの操作方法指南があったりと、きっと懇切丁寧に書かれているのでしょう。もっとも、データに関しては価格と本の薄さに見合った量しか収録されていないかもしれませんけれど。
 さて、Псиがふらふらと迷い込んだ書店のムック本コーナーは、年賀状関連のもので一色。平積み部分は赤と白と金と鳥さんばかりで、辛気臭いヴィジュ雑誌を買おうとしていたПсиには、おめでたい紅白カラーがどんよりとココロに響いたことでした。そんな中、一際不思議な本を見つけてしまったПсиは、その中の一冊を手に取ってしまいました。その本の名前は・・・

Dr.コパの開運風水年賀状 2005

 ・・・・
 ・・・・・・ええと
 Dr.コパさんといえば、日本で風水ブームを爆発させた事で有名な方。特徴としてはなんでもかんでも風水に結びつけることで、風水にまつわる様々なシンボルを記号論的に発展、もはや方位も地の利も関係無い風水を作り出しています。最近はちょっぴり影が薄そうな印象を受けますが、TOKYO FMで小さな箱番組を持っていたり、この時期だとテレビでもそこそこ見かけたりと、何気に活躍されています。
 そんなDr.コパさんが、遂に年賀状にまで風水を持ち込んだ様です。どんな本なのか、ちょっと解説を見てみましょう。

2005年の開運は年賀状から

風水の第一人者、Dr.コパが2005年の運勢・開運術を大公開。年賀状に風水術を取り入れた運気別おすすめ年賀状を送って運気をアップ、幸せを呼び込みましょう。Dr.コパの直筆年賀状や2005年のラッキーシールなどが付いた超お買い得な一冊です。Windows対応。

  • Dr.コパ直筆の年賀状&開運文字収録
  • 貼るだけで運気がアップする「Dr.コパのラッキーシール」
  • Dr.コパおすすめの運気別デザイン済み年賀状
  • 毛筆フォント2書体
  • 電話サポート
  • インクジェット対応 試し刷りはがき4枚
  • 年賀状ソフト「宛名職人MOOK版3」(Windows版)収録
  • 対応OS:Windows XP/Me/98/2000/NT4.0

[Dr.コパの開運風水年賀状 2005(ASCII >> 新刊書籍)]

 ・・・・すみません。
 だれか、Псиの口を閉じてください
 表紙には「年賀状を送るだけで運気をアップ」とか「幸運を招くラッキーカラー風水」などの謎すぎる文言が飛び交っていたり。何より、表紙を開けると生まれた月毎に幸運を呼び込むシールが付いているのですが、「年賀状や手帳に貼って2005年の運気をアップしよう!」などと書いてあるのにシールが各月2枚ずつしかないのが意味不明で素敵です。更に、六角形のみで構成した「風水狛犬コピンのラッキー足あとシール」辺りになると、もうまともな反応ができません
 というわけで、年の瀬も迫って黙っていてもお金が消える今日この頃、この本を買ってみました。内容をかいつまんでご紹介しようかと思ったのですけれど、「風水は中国の住まい学」と最初に話しておきながら「2005年のラッキーカラー」や「2005年は「3」という数字が重要」なんて言っていたり、パラレルすぎて紹介が難しすぎます
 しかも、Dr.コパ友の会が販売しているグッズの宣伝が記事に潜っているのですけれど、今年のラッキーカラーである「ゴールド」「水色」「茶色」をあしらった酉のオブジェに「Dr.コパの鬼門パワーで財を呼ぶゴールドのトリノ置物」というキャプションにПсиはしびれっぱなしです今年のラッキー方位は表鬼門の東北と裏鬼門の南西らしいのですけれど、だからって鬼門パワーというのはどうなのでしょうか

 肝心の年賀状作成のパートもコパテイスト満載。送ると幸運を呼び込むテンプレートが複数収録されており、「宛名職人」の機能限定版と毛筆フォント2つが収録と、データ的にはそこそこっぽいです。Псиはつかいませんけど
 ただ、そもそも年賀状を送って幸運を呼び込むというのは、どういうことなのでしょうか。たとえば「縁起の良い年賀状で相手に幸運を送る」とか、「幸運を送り合う」とかの話になれば判り易いのですけれど、そういう解説があるわけでもありません。「情けは人の為ならず」みたいな事なのでしょうか。風水ビギナーなПсиに、どなたか判る様に教えてください。もしも教えて下さった方には、お礼にПсиから持っているだけで呪われそうな血文字の年賀状を送信させて頂きます。
 はっきり言って風水パートはトリビアの種にしかなりませんし、イラストもイラストで割と控えめな感じなので、受けるかどうかは判りませんけれど。細木数子さんの大晦日特番を見ながらDr.コパの風水年賀状の本を読む、というなんとなくインモラルな年の瀬を過ごしたい方は、お手に取ってみてはいかがでしょうか。

 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、FFIIIだと風水師が大好きです

 

平成16年12月01日 安倍なつみ、自作詩の盗作を肯定

 おわりのはじまり。こんばんは、Псиです。別にサードインパクトや調律の開始を予言しているわけではなく、ただ12月の初日というのを詩的に言ってみただけです。つまり、適当にそれっぽいタームを並べて「欲望の彼方にその絶望の死の息を」とか勿体ぶって言ってみる様なもの。・・・ピンクハレルヤの歌詞は基本的に不可逆圧縮ですが、とりあえず中二の単語で躓いたらシャウトの信念でいけばだいじょうぶだと思います。
 ヴィジュ界隈の歌詞といえばとりあえず血の涙が流れたりココロが凍ったりすると思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、そのイメージをそのままいつも黒い服を着ているおともだちに伝えたりすると、数日後から殺戮篇が始まる可能性があるので注意です。
 と、今日は近代ヴィジュ的歌詞考察講座とかではないので、そろそろ本題に戻ることにしましょう。

 みなさんは、安倍なつみさんをご存知でしょうか。一通りご存知という一般的な方や、娘。が4人の時に手売りしたCD「愛の種」を所有しているというディープな方、「プッチモニのメンバー交代はまずかった」と何か勘違いされている方、「326と組むのはいただけない」とディープに勘違いされている方など、様々な方がいることでしょう。
 Псиは娘。界隈に詳しいわけではないので、安倍なつみさんの知識は殆どありません。ただ普通に聞いたニュースとして、娘。名義なのに殆どソロ曲の様だった「ふるさと」が商業的に大コケとか、四角佳子さんとのユニット「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」が商業的にいまいちぱっとしなかったとか、主演したドラマ「仔犬のワルツ」が土曜21:00日本テレビの伝統を鑑みてもとんでもなかったとか、そうした極めて一般的な知識しか持ち合わせていません。ですから、考察もフォローもしかねます。

 安倍なつみさんは昨年夏に娘。を脱退してソロデビュー。最近は後藤真希さんや松浦亜弥さんと一緒に「後浦なつみ」という期間限定ユニットを結成して話題になっています。デビュー曲が「恋愛戦隊シツレンジャー」という、「SMAPxSMAP」の「仮面レンアイダー」やテレビ朝日アナウンサーによる舞台「voice4 テレアサ戦隊アナレンジャー」に通ずるアレさを感じますが、歌詞や曲を含めてПсиはくわしく知らないのでフォローしかねます

 そんな安倍なつみさん、趣味に「作詞」を挙げているそうです。もっとも、ソロアルバム「一人ぼっち」収録曲の作詞はすべてクレジットが「つんく」になっているので、あくまで趣味ということでしょうか。ともあれ、安倍なつみさんが11月20日にラヂオ番組で「愛されたいと思った日」という詩を発表したそうです。
 それっぽいBGMをかけつつ、微妙にリバーブをかけながら詩を読み上げるのは声優ラヂオから鈴木彩子さんまで幅広く行ってきた手法であり、安倍なつみさんの自作詩の発表も、そうしたファンに訴えかけるところは多いものの、やっていることは普通のことのひとつとして終わる筈でした。

 しかし、この自作詩の発表が騒動に発展します。「愛されたいと思った日」という詩は、なんと橘いずみさんの「サルの歌」に酷似しているというのです。
 橘いずみさんといえば、「あなたは失格 そうはっきり言われたい(失格)」「ふざけんじゃない バカヤロウ やり直したくなんてない もうたくさんもうたくさん(バニラ)」といった、独特の言語能力を備えた女性シンガー。話題に上がっている「サルの歌」は、橘いずみさんの名前を広く一般に知らしめた「バニラ」と並んで橘いずみさんの代表曲となっています。「どれくらい似ているのか」という方は、安倍なつみ盗作疑惑さんで盗作と思しき歌詞と元の歌詞を掲載、比較されていますので、参考にして下さい。

 普通、こうした騒動が起きた時、アーティスト側は偶然を主張するか黙秘するものです。今年のヒット曲である河口恭吾さんの「桜」も徳永英明さんの「僕のそばに」の盗作ではないかという疑惑が浮上しましたが、河口恭吾さんは沈黙。結局は徳永英明さんがライヴで「温かく見守ってやって」というコメントと共に河口恭吾さんの「桜」を披露し、一応の収束を見せました。
 表に出ないものだと、たとえばヴィジュ板では「Plastic Treeの竜太朗さんの歌詞は多くの作品のパクりである」という話がしょっちゅう出てきます。・・・詩の全部を流用しているとかならともかく、暗喩や飛躍などの文学的表現が日常茶飯事のヴィジュ界隈で歌詞表現の「パクり」を指摘すること程不毛なことはないと思うのですが。それを言い出すと、大槻ケンヂさんの歌詞は大変なことになりそうですし
 こうしたことは声高に叫ばず、元ネタを見つけては影でアレな笑みを浮かべて見るという陰気な楽しみ方が一番だと思いますし、たとえそれをアーティスト側に言ったところで、普通は反応などはしない筈です。THE VELVETの「娼年」やMARRY+AN+BLOODの「天使禁猟区」は全然書籍と関係無く、タイトルだけパクったと見られてもおかしくないですが、それでも殊更に騒ぐヒトなどいません。

 でも、そんな常に日陰のヴィジュ界隈とは違って、さすがに娘。で頭を張っていた安倍なつみさんのこと、ファンの数も世間への影響力も相当なものです。というわけで、やっと今日のニュースです安倍なつみさんが歌詞の盗作を認めました

 騒動を受けて、事務所が安倍から事情を聴いた結果、人の作品に手を加えたことを認めたという。盗用した作者に連絡を取り、社員が事情説明とわびに奔走。事実確認の途中だが、事態沈静化のため発表に踏み切ったようだ。安倍は「ご迷惑をおかけした方々にはおわびのしようがありませんが、誠心誠意あらゆることを深く受け止め、心から対応していくつもりです」。所属事務所も「弊社はエンターテインメントビジネスに携わる立場でありながら、このような事態を起こし、責任を大変重く受け止めています」と謝罪した。

 事務所によると、安倍は今後も歌手など芸能活動は続けるが、創作作品は発表しないという。 紅白歌合戦にも、松浦亜弥、後藤真希とのユニット「後浦(のちうら)なつみ」として出場が決まっているが、NHKは「事実関係を詳しく確認した上で、対応していきたい」とコメントした。

[安倍なつみが盗作、紅白にも影響?(nikkansports.com)]

 「芸能活動は続けるが創作作品は発表しない」・・・かなり大変な話の様な。「創作作品」がどこまでを指すのか判りませんが、アイテムをリリースする類のものは軒並み駄目ということでしょうか。プロデュース:つんく、楽曲製作:TAKUIという素敵な布陣で話題になっている来年発売予定のシングル「鳴り止まない タンバリン」のリリースはどうなってしまうのでしょう。とりあえずこの曲の作詞のクレジットは「中島卓偉・つんく」らしいですが。
 著作物が溢れている現状では、「xxに酷似している」とか「xxの盗作・盗用だ」という話は今後増えていくと思います。綾小路きみまろさんは盗作を認めつつも普通に活動していますし、新堂敦士さんは疑惑について沈黙を守ったところ、ポップンミュージックから次々と楽曲を削除され、挙句の果てには活動休止してしまいました
 一体、安倍なつみさんはどうなるのでしょう。そして、今年一年だけでも幾つも盗作の疑惑が噴出しましたが、これからこうした話はどれだけ増えていくのでしょうか。その内、どこかのベンチャーとかが悪乗りして盗作保険とか作らないことを願いつつ、そろそろ話を〆ようと思います。

 ヴァーチャル・フォールン・エンジェルПсиは、安倍なつみさんのファンにLOVEで涙色の祝福を送信します。

 


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