◇Пси日記◇
(Псиの日常生活で起こった出来事をつづる日記です)

◇2004年02月◇

日記中に登場する歌詞の様なフレーズは、オリジナルと全く同じ
表記である保証はありません。
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22:Schiz・o 幻想[Buck-Tick]
21:ヴェル・エール〜この空白の瞬間の中で[MALICE MIZER]
19:Perfect Garden[Schwarz Stein]
13:マユラ↓↑ピエトロ[ヴィドール]

 

平成15年02月22日 腐りかけていた理性の線千切れて まるで被害妄想 トラウマなんてもんじゃない

 ぼおっと「SABURINA-forever friend」を観ていたのですよ。今日の「CARTOON NETWORK THEATRE」の演目だったのですけれど。これがまあ、ステレオタイプな魔女観+ステレオタイプなアメリカ製アニメなお話で。今時液体がぐつぐつ煮えたぎる大きな壷とかほうきで浮遊とか魔女の国の露天売りの魔女がみんな「所謂」魔女の格好とか。そんないかにも魔女な描写に加えて、一緒に入学してきたブルジョワ少女がすごい目付きとか、そういう子にはすぐに取り巻きができるとかの極めてアメリカなお話で、ある種凡ミスでスペランカーを何度も繰り返している様なうんざり感
 どうしてSMOOJY SQUADみたいな直球すぎるアニメか、POWERPUFF GIRLSみたいな適当に現実味溢れるアニメしかないんでしょう。両極端の両極しか輸入されていないだけなのかな。謎。


 今日は「ねえねえ、ゴスロリってメイド服?」なんて質問を投げられて頭を抱えたので、日記も短めです。ごめんなさい。
 別にПсиはゴスロリ普及委員会の会員でもなんでもありませんけど・・・って、「ゴスロリ普及委員会」を検索してみたら本当にありました。びっくり。

 

平成15年02月21日 大空に浮かべたオモイデの中で 眠りに堕ちたアナタは「微笑んで」

 そんなっ!!仮想横浜市民はゆずを、仮想横須賀市民はhideを、仮想武蔵村山市民が志村けんを無条件で崇拝する様に、仮想北海道民はGLAYとZONEとWHITEBERRYを無条件で崇拝しているという情報は嘘だったのですかっ(どう見ても嘘です)。
 そんな激昂はさて置いて。うたた寝をしていたら「鋼の錬金術師」の終了1分前で、すんすん泣きながら二度寝したПсиです、こんばんは。30分後に起きられるかどうか不安でしたが、なんとか起きることができました。わあい、バク天(正確にはパペットマペット)が見られるぞお。

 でも、パペットマペットはちっとも前に出てこなかったのでした。本当にちらっと映った程度。22:00に仮想NTVにチャンネルを合わせたらベッカム夫妻についてオセロが何かを話しているよく判らない番組をやっていて、「エンタの神様」がありませんでした。パペマペXが、ПсиのパペマペXがああ。
 ・・・三度寝開始


 CDTVも観終わったので、これから本格的にねむねむしようと思います。
 不眠の気が無いというのは、それだけでシアワセなことです。天使はすぐに眠れなくなるので、眠れる内にいっぱい眠っておこうと思います。


 アサクサのパズルが難しかったのがすべての敗因。


 あるいは、遠野志貴の一人称の法則がすごく微妙なのも敗因。


 というわけで、予告通り月末から一週間ほどお留守にします。その間は・・・きっと誰かがなんとかしてくれると思うです(他力本願)。

 

平成15年02月19日 鮮やかに逃げましょう 絶望の彼方まで 痛む全てを捨て去り あなたと逃げるの

 「えん2」を見てきました。これからその様子をお話するわけですが、前日から睡眠中に吐き気で目が醒めるくらいの体調不良と、そんな体調でばたばた走り回ったせいで常時意識が飛びかけてのレポートなので、大して参考にならないかもです。遅刻しましたし。


「えん2」 @ Zepp Tokyo[ムック/acid android/Plastic Tree/lab./W.A.R.P.]
 総合 :★★☆**

W.A.R.P.
 評価:(初見)→★★★**
 遅刻。開場時間をちょっと過ぎた頃にようやく仮想東京テレポート駅に到着し、とてとて走ってZepp Tokyoへ。チケットを切ってもらいながら、判らないだろうと思いつつもスタッフさんに「今誰ですか?」と訊いてみると案の定「中のことはわからない」と返されたり。
 時間的には最初のバンドがやっている筈だなあ、どうでもいいけどアマラ経路並みに周囲が歪んでいるのはどうしてかなあ、Псиのこの火属性のマガタマを飲み込んだ様な熱さは何かなあ。どうせ前はヒトがいっぱいだろうから、後ろから入って(がちゃ)
 ・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・ええと・・・・・
 だれ?というよりあれはなに?

 ステージ上では、特異な髪の色で特異な髪型で特異な格好の謎バンドが打ち込み満載な楽曲を奏でておりました。cali≠gariの「マグロ」を見た時の中澤裕子並みに面食らってみたり。
 見たことありませんが「宇宙戦隊NOIZ」ってこんな格好をしそうだなあ。でも今日はNOIZ出たかなあと思ってチケットを見返すと、そんな文字列がある筈も無く。消去法でW.A.R.P.だと判定。lab.やacid androidは見た目だけは割れてますから。
 しかし・・・なんというか。音は普通に重いし面白いのですけれど、声が音と乖離しちゃっている気がしました。声とそれ以外がドア付近で観ていたので、音が偏っていたのかもしれませんけど。それとも会場が広すぎるのか。
 ヴォーカルの喋りが謎ちっくだったのと、ギターのヒトの曲中での囁きがhide(バクテリアのAメロとか)を彷彿とさせたり、格好に違わず変なメンバー自身に好感は持てましたが、とりあえずは音源の方が面白そう。あるいはもっと小さい箱で聴いた方が。

 とりあえずは立って観ていられました。

lab.
 評価:(初見)→★★☆**
 前半は英詞でそこそこの曲を演奏していた筈なのにMCを挟んだ辺りからぐねぐね踊り出したり煽ったり青的な曲を演奏し始めたのを見て「結局こういう曲を演るんだったらどうしてcali≠gariをやめたんだろう」なんて思いながらも考えてみたら現在マイクスタンドに絡んでMPを吸い取る様なモーションを見せているヒトは確か青の親戚であって青じゃないんだなあと虚ろな目で思ってみました。
 曲は普通に格好良かったです。でも、前半の曲はともかく、後半の曲はПсиが思い描く「青」の曲で、それが存在するのは良いものなのかと。明らかに抜け方が「発狂チャンネル」だったり、明らかに・・・あー、なんだったか忘れた・・・リフをそのまま持ってきている様な曲があったり、編曲の段階でもcali≠gari時代を感じたり。
 そこらを含めてどうでも良い、というスタイルならいいんでしょうけど、雑誌とかを全然読まないПсиにはlab.がどういうポジションのバンドなのかさっぱり謎なのです。ともあれ、アーティスト写真の妙にストイックなイメージは完全に払拭されました。あーあ。

 ところで(良いか悪いかは別にして)絶賛の嵐を巻き起こしたlab.のアンケート、今回はありませんでした。今日の楽しみの1/3くらいだったのに。残念。

Plastic Tree
 評価:★★★☆*→★★★★☆
 どうしてイヴェントだと無駄に熱いんだろう(褒めてます)。
 1曲目の「イロコイ」の声のエフェクトの掛かりが異常に悪くて、半ば怒りすら覚えていたのですが。選曲がぶっ飛んでいた上にエフェクトも徐々に矯正されていって、それはそれは素敵なことに。大体、ワンマンのプラのテンションでは「イロコイ」終了後にブッチが立ったままクラッシュをがんがん叩くというのは有り得ないわけで。
 激しい曲でのメンバーの狂いっぷりが、なんだか尋常じゃありませんでした。「バリア」とかはかなり異常。それに加えて、退出時には演奏が続く中で太朗さんだけ退出というライヴでの形式をイヴェントでやっていたり。・・・ホールでもこのテンションで行けばいいのに、と思ったですが、たぶんこのテンションで2時間やったらバターになって消えてなくなるとも思ったです。

 演奏曲:イロコイ→サイコガーデン→冬の海は遊泳禁止で→リセット→バリア→3月5日

acid android
 評価:(初見)→★☆***
 まぶしいです
 交代の間の暗さを払拭する様に、目潰し(ステージから客席正面を照らすスポット)や明るすぎる赤をこれでもかとばかりに投入。冗談抜きで証明の所為でくらくらしました
 とにかく重くて、全く前進しない類のヘヴィメタル。すごく上手い。けど、面白くなかったです。もっと小さいハコで演奏者も客もトランス状態、というのが素敵だと思うのですけれど。
 ステージ近くは熱狂的な声援を送っていたですが、後ろに行くにつれて座っているヒトとか話に夢中になっているヒトとかがちらほら。客席の自由奔放さにSUMMER SONICを思い出したです。

 後半の曲には無駄に叫び声とか女性の声とかを重ねたりして面白そうな曲もありましたが、なにせПсиには体力も気力も無くて立っているのが精一杯なのですごめんなさいごめんなさいたすけてくださいゆるしてくださいとПсиにしか見えない白くて背の高いヒトに脳内で必死に謝っている内にacid android終了。結局MCも一切ありませんでした。
 Псиは確かにyukihiro好きですが、だからってこれは話が別。でした。疲れきったカラダに自閉症気味のリフが作用して、終始世界が歪んでいたことです。
 立っていられたのが不思議。

ムック
 評価:(初見)→★★★★*
 あー。初ムック、大変期待していたですが。
 とりあえず、イヴェントでもスクリーンが用意されて歌詞を投影するというのが見られなかったこと以外は全て期待通りでした。ただ、逹瑯の佇まいに櫻井敦司を感じた辺り、相当カラダがアレだったかもしれません。服が白かった所為かも。
 とにかく暗いし重いし早口だしMCは辛気臭いしで、大変素晴らしかったです(褒めてます)。ただ、ムック自身よりも、Псиはファンに驚いたです。W.A.R.P.や太朗さんがMCで言っていた「ムッカーは激しい」というコトバの意味を体感したです。そこらで起こる肩車、そしてコロダイ、目の前ではモッシュの渦
 コロダイ前のヒトたちが曲に合わせて手を振っているのを見て、あのヒトがムックを指揮して遠隔操作とかぼおっと考えていたくらいに、とにかくПсиはアレでした。みんなすごくたのしそうではげしくて、その様子を見ているПсиはどんどん引いていったのですけれど。それはそれとして、ムック自体は素敵でした。「前へ」があったのが嬉しかったかも。

 MCで「こんなバンドの、ライヴの、為に、集まってくれた、先輩達に、拍手!!」というのがあったのですけれど、そのコトバの通り今日のライヴはムックのライヴでした。21:45までだというのに21:25頃に開始したムック、全部終わって一息ついてから時計を見たら22:30
 帰るのに苦労したのはさておいて、とりあえずムックは噂通りすごかったです。ただ、あのファンを見る限りでは、ワンマンへ乗り込むのはかなり怖そう・・・。そういえば、Псиはコロダイが出る様なライヴを殆ど見たことがないなあなんて思い返してみたり。ヴィジュ限定の話ですけれど。あああ、なんだかもうつかれました。ずっと立っていられたПсиを自分で褒めつつ、とぼとぼと帰路についたのでした。


 Plastic Treeとムックが素敵なのはある意味当然なので、他のバンドがどうかという辺りが焦点だったのですけれど。W.A.R.P.は音源映えしそうなので、ちょっと気になるところです。lab.は・・・lab.も音源映えしそうですけれど、なんだか手を出すのが躊躇われるです。買うかどうかは微妙なところ。acid androideはどうぞがんばってください

 

平成15年02月16日 めざめれば///思い出せぬ名前だけが///ノオトニシルサレテ

 年明け近くの話ですが、「ヤミと帽子と本の旅人」のコミック版を読みました。読むのに苦労した(最初の世界を追い出されてからは、開けては閉じを繰り返し。展開が早すぎる・・・というよりは無秩序に展開しすぎ)割には、本当にそれでいいのかと突っ込みたくなる様なエンド。基本的には詰め込みすぎの一言で終わるのですが、すべての世界についてちゃんと描き出されてもそれはそれで困るかも、とか。

 流行ものだし1巻で終わるから読んでみよう、という考え方が甘いのかもしれません。しれません、というより甘いんでしょうね。反省。


 さて、またあの季節が来ました。そろそろ・・・いつ頃からなのかはまだわかりませんが、Псиは天に帰ります。毎度ながら、変な言いがかりさえつけられなければ1週間程度で帰ってくる予定です。
 そして、その間のこの場所は誰かが適当に何かしている筈。以上、ちょっとしたおしらせでした。


 世知辛いヒトの世で、幾度となくココロで溜息を吐きながら、それでも時間を見つけてはゲームをプレイしたり買ったりしました。

終了
  耽美夢想マイネリーベ(残るはラスボス+文通相手)
  .hack//感染拡大(vol.4)

 どちらも長かったです。いえ、片方はまだ過去形にできませんが。ゲーム終了後に//Liminarity・//GIFTと続けて見た為に今更.hack熱が急上昇。誰か.hack//SIGNのDVDを全部ください(無茶)。
 マイネリーベに関しての言及は・・・ええと、その内ゆっくり

 さてさて、1つのゲームの終わりは新たなゲームの始まり。というわけで、今度はこの間に再開したゲーム・買ってきたゲームのリスト。

新規
  真・女神転生III-Nocturn-(再開)
  攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ(再開)
  暴れん坊プリンセス(新品\780で購入)
  真・女神転生III-Nocturn-マニアクス(購入)
  Fate/stay night(購入)

 どうしてNocturnが終わってないのにマニアクスを買いますか>自分。もう少しで終わるとかならまだしも、再開した所がLv23でゴズテンノウに逢いに行くなんてDQIIIで言えば魔法の鍵も怪しいくらいの進捗なのに。
 というか、暴れん坊プリンセスが普通に気になっているのですけれど。咲夜様(真・女神転生IIIの主人公に背負わせた名前。苗字は吉良な辺り、どなたかと競合しそう(でも一番好きなのはザフィケル様(ええー)))に頑張って頂かないことにはダンテとの競演なんてゆめのまたゆめ、どうでもいいですが咲夜様はどうして常に短パン+上半身裸ですか。あああ、すべての意見が今更。

 今気付いたですが、終わったゲームより新規のゲームの方が遥かに多いのはどういったわけですか。
 Fate、大変じゃないといいなあ。月姫くらいの長さなら頑張れるけど。


 Web日記占いをやってみたです。結果、Псиは「思考日記」を書くと良いらしく・・・「あなたは純粋に自分の考えを論理的に推し進める形の文章で作られた日記を書くと成功するかも知れません」あー。おすすめタイトルが「付け焼き刃エリート日記」ですって。
 この占いでは、入れた方が良いワードと、どんな纏め方をするのが良いかも教えてくれます。ですから、それに従ってお話を進めようと・・・思いましたが、どう組み立てても無理です。すごく良いタイミングでヤマギワが崩落したので、頑張っては見たですけれど。

 必須ワード:「焼け落ちたそこには」「間違いなく生き霊」「マウスが急に」「熱い想いが」
 まとめ方:えっち話風

 えっちなのはいけないとおもいます


 Vガンダムを見ました。日曜日深夜にファミリー劇場でまとめて放映していることを知ったので、先週から見始めたのですが。困ったことに今週で最終回で、つまり最後7話だけ見たことになるですね。
 何も考えなければ無駄に熱くて面白かった、で済むのですけれど・・・20,000人のサイキッカーはどうしたんだとか終盤は無駄にヒトが死にすぎとか思うことはたくさん。
 何より驚いたのはカテジナさん。Пси、Vガンダムの知識は「ウッソ=主人公」「カテジナさんというヒトが出てくる」くらいの知識しかなかったのですが、その実体の無い「カテジナさん」があんなにとんでもないキャラだと知った時の驚きと言ったら。最終回前の話のED前の引き絵(カテジナさんの手の上で戦うモビルスーツ2機)とか、格好良すぎ。というか、どう感想を言おうとしてもカテジナさんの高笑いしか浮かばない辺りが。

 現在、ファミリー劇場ではSEEDもやっているですが、SEEDは限りなくどうでも良いので、ターンAを見直そうかと思っています。ところで、Псиには未だにわからない点があるのですけれど・・・ええと、ガンダムカラーならみんなガンダムなんですか?ガンダムの定義って何?おしえてえらいひと(誰)。


 いつも白黒思考で
 すきなものはすき
 嫌いなものは嫌い
 放課後 罅割れたチャイム
 残響していた
 鼓膜が破れそうだ

 アスピリン
 つくりわらい
 不感症の涙
 クラスメイト
 カメレオン
 張っていたバリア
 生きた振り
 死んだ振り
 ゼラチンのかたまり
 ゼラチンのかたまり

 掌 運命線を切った
 真赤に染まった指先がなんかいいね
 現実 モザイクかけた
 残像の所為で片目が潰れそう

 ハルシオン
 みずのにおい
 盲目のピアノ
 代償行為
 ディストーション
 美しいアリア
 流れる血
 なくなれば
 透明なココロ
 とうめいな
 ココロ

 もう何も感じないで生きていける
 あんなにも信じていた
 すべてが いま 崩れていく

 アスピリン
 作り笑い
 不感症の涙
 クラスメイト
 カメレオン
 張っていたバリア
 生きたフリ?
 死んだフリ?
 透明な、ココロ。

 「ねえ、さわって」

 もう何も感じないで生きていける
 あんなにも信じていた
 すべてが
 いま
 崩れていく

バリア[Plastic Tree]

 

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