◇Пси日記◇
(Псиの日常生活で起こった出来事をつづる日記です)

◇2003年01月◇

日記中に登場する歌詞の様なフレーズは、オリジナルと全く同じ
表記である保証はありません。
もしも日記にリンクを張られる場合は、この注意書きの直下にあるメニューのリンクを
ご利用下さい。

28:Blue Velvet[Fatima]
26:バリア[Plastic Tree]
25:Cの微熱[Λucifer]
20:天国より野蛮[中谷美紀]
19:doreddo 39[坂本真綾]
16:LUCIFER[SUGIZO]
15:ソウルコックリさん[筋肉少女帯]
12:wind of gold[L'Arc-en-Ciel]
09:リセット[Plastic+Tree]
03:密室[Buck-Tick]

 

平成15年01月28日 こんなにもむりょくなぼくたちがたがいのすべてになろうとしてもよわさがむきだしになるだけであとへはもどれなくなってしまう

 InDesignにばしばし触っている今日この頃です。どうでもいいですが、

ストーリーエディタでルビや縦中横を多用(InDesignCS)

 青く見えるのは、すべて縦中横(縦組み中に欧文が出てきた時、和文に合わせて縦に文字を配置する機能)とルビを使った個所。PageMakerのストーリーエディタって、こんなにうるさくなりましたっけ?・・・というのを起点に思い返してみると、そもそもПсиはPageMakerではルビも縦中横(←機能としてあったのかすら謎)も使わなかったので、よくわかりません。そもそも横書きのドキュメントしか作成していなかったことに気付きました。
 特に邪魔というわけではありませんけれど、うざったいことは確か。しかも、ルビはルビで「ルビ→」「←ルビ」みたいなので両脇を囲われるだけで、どうルビを振ってあるのかが見えない為、秋津ルビ信者は泣くこと必至。現在の仮想日本に秋津ルビ信者が何人くらい生息しているのかは謎ですが。
 あとは、「タ/ヨ→」「←タ/ヨ」(縦中横マークだと思って下さい)の配置が大変微妙で、このマークの直前・直後の文字が編集できず、無理矢理編集すると勝手にマークの中に入り込むのは普通に勘弁です。そういう操作はテキストフレーム上でやれということかな。


 たぶん、誰もが「終わり」「終わり」と繰り返しても、まとめサイトができないと終わらないのがWebのお約束。と思って、ピンクハレルヤ関連のまとめテキストをvixで作ろうと思いましたが・・・まあ言及の膨大なこと。更には、転載や直接リンクを張るのに許可が必要なサイトさんが複数あったり、感想を書いている内に華様にアイを囁きたくなったり(始点がどうしても「ヴィジュ属性に関しては放っておいて欲しい」から始まる)したので、はてな書式のテキストをHDDの奥底に封印したまま永遠に保留。
 というか、vixどうしよう。

 

平成15年01月26日 もうなにもかんじないでいきていける∞あんなにもしんじていたすべてがいまくずれてゆく

 理科室とバリアの2曲だけが延々とループして流れている部屋に、三日三晩閉じ篭りたい気分。そうして閉じ篭って鬱っぷりを噛み締めている所へ、誰かがプレイヤーを不正操作して「秘密のカーニバル」と「サンデー」のループに変えて、Псиをおかしくしてしまうのです。それはきっと月よりも彼方からやってきた敵の勢力と頑張って広げてみた妄想話はさて置いて、「雪蛍」を買ってきました。更に、メトロノームの「妄想トリック」も手元にあります。ちっとも聴いてませんけど。シングルを聴く時、あるいはシングルをリッピングする時には、アルバム以上にモチベーションが必要なのです。なまじ時間が短い分、その時間を振り分けるのに苦労。
 いえ、違うのですよ。ちょっと軟禁所のお掃除をしようと思ったのです。ごてごてと溜まっている雑誌やらなにやらを積み上げ、適当に配置変えなどをしていたら。なんだか不審なビニール袋が出てきて、その中からΛuciferの「Limit Control」とLittle Vampireの「エヴリバースディ」が出てきて、もう鬱で鬱で仕方無いのです。2枚揃って\1,000切ってる、なんてお得、ヴィジュ界隈の恥ずかしい過去の一端を安価で手に入れるチャンスなんて意気込んで手を出した、年の瀬も押し迫って何かと忙しくきっと箸が転がるのを見ても切羽詰った笑い声を挙げていたに違いないあの夜のことを思い出すと後悔と涙が止まりません

 シンボルとしての「ヴィジュ」だけを半端に背負いながらも、その実ヴィジュを何もエミュレートできていなかったΛuciferと、近年の(悪い意味(頭が悪そう、楽曲がアレ、そもそもタイトルがかなりアレ等)での)オサレ系の始祖に位置付けられるのではないかと思しきリトバン。両者は何も被らない。でも、似た様な哀愁を感じるのは何故。
 La'royque de zavyというバンドが「MOONLIGHT白昼夢」という歌を歌ったことがあって。長い髪に白いメイクという、正に正統ヴィジュのスタイルで、ギターがじゃかじゃかしているいかにもヴィジュっぽい曲調なのに、歌詞が

ドンタコス ベビースター ボスセブン デカビタ
「離れない」「離さない」「なにもいらない」
いつもTendernass だけどLonelyness
"...blue feelin'..."
せつなすぎる 白昼夢は ただ
"Why do you regret?"

 という大変素敵な歌でした。La'royque de zavyが誰で何をしたかったのかは、cali≠gariの「第6実験室」を聴いて頂くとして(インディーズ作品なので、普通に売っているのかどうか微妙ですけど)。
 ヴィジュ好きを敵に回さずに・・・いや、むしろヴィジュ好きからもヴィジュで笑いをとる方法って、幾つもあると思うのに。どうしてリトバンはあんな方法をとって、どうしてΛuciferは直球で間違った方向に行ったのか、Псиの疑問は尽きないので御座います。

 たぶん、制作しているヒトが、ヴィジュってカテゴリにどれだけ浸かったかってことだとは思うですけどね。黒族のコントでFOOL'S MATEでもSHOXXでもなくCureを持ってくるセンスは、たぶんそれだけ本気ということなんじゃないかと。正解すぎるほど正解。
 でも、それをコトバにするのって、ものすごく難しいですよね・・・とか思ってたら、まきりゅさんが鮮やかに決めてしまった。しかも、同じΛuciferを使って。もちろん、最近話題のこの話ですけど。

 ・・・
 ・・・
 ・・・寝ようっと(えー)。


 というか、まずいカレーは最近のトレンドですか


 ひさしぶりに触ったSWiSHが全然判りません。Flashに慣れすぎという話も。

 

平成15年01月25日 迷えるCherry、秘密の波に「攫われてしまえ」

 吸血鬼の悲哀といえば「ガラスの仮面」。こんばんは、Псиです。
 「ガラスの仮面」の中でももっとも読むのが辛い「芸能界編」の終盤に配置されている亜弓さんの復讐劇「吸血鬼カーミラ」では亜弓さんが悲哀感溢れるカーミラを演じ、主演の伊吹マヤを芸能界から失墜させた田舎少女を喰い潰してしまいます。
 もちろん「ポーの一族」などよりもずっと後発のこのエピソード、他の作品と異なる点がひとつあります。それは、「悲哀を湛えた吸血鬼像」の異質さを作品内でいろんなヒトが語っている点です。これ、何気にすごいことだと思います。吸血鬼に関して「ヒトを食べる異質なもの」としての前提があるからこそ「吸血鬼の悲哀」に感動があるわけですが、前提も同時に提示している「ガラスの仮面」は本当に強力だと思います。

 この手法の最も強い点は、「吸血鬼」が「ヒトを食べる異質なもの」という前提を持ち続ける限り、つまり当分の間はずっと有効であることです。もしも欠点を挙げるとするなら、現在の吸血鬼の描写が完全に逆転して、「吸血鬼とはただヒトを消費するだけのバケモノである」という描写が一般的になった時こそ、その有効性が失くなることでしょう。現在、「吸血鬼とは本来ヒトに恐怖を与える存在だが」というモノローグには説得力がありますが、吸血鬼がただのバケモノとして描写される時代が来たとしたら、そのモノローグにはまるで意味がありませんからね。

 それで、これは「吸血鬼の悲哀」というテーゼに関してПсиがただ思いついたことで、別に最近何かと話題の吸血鬼話に乗っかりたいわけでもなく。ええと、「ガラスの仮面」を膨らませると、どうして「ピンクハレルヤ」をバンギャが笑って観ているのかという話に発展できると思って、上のお話はその前段としてお話したのですが。果てしなく長い上に全く実りが無さそうなので、いつか近い将来にその機会を譲ります。予定は未定。永遠に未定。


 予定は未定、という話に繋げて。こうしたお話が出ている中では微妙にお話し辛いことですが、Псиにはちょっと画策していることがあります。然る方(日記に何度か出ていますが)との共著で
 夏に本を出そうと思っています
 内容ですが、月姫でBLな小説です。期待しないで下さい


 ここ数日はとんでもないスケジュールでした。そんなスケジュールの最後を飾ったのが冬の体力測定@仮想表参道FAB。一般的にはメトロノームのライヴです。
 「妄想トリック」の会場限定盤を購入し、それからリーフレットを見て通常版の収録曲は会場限定盤4曲+αと書いてあるのを発見して「+αって何」と激昂したりしながら、ファミコンのBGMを思わせる会場前の音楽にゆったりと身を揺らして。2004年のライヴ初めにして容赦ない体力測定、果たして。

ONE MAN LIVE'04 -BIT DRIVE- 2004.01.24 表参道FAB[メトロノーム]
 総合 :☆☆☆☆☆
 楽曲 :☆☆☆☆☆
 演出 :☆☆☆☆☆
  MC :☆☆☆☆☆

 ひどく疲れることもなく終盤まで進みました。それというのも、今日は「赤」と「青」のセットリストの内「青」だったそうで・・・ごめんなさい、そういうステージ分けをしていたことをはじめて知りました。かなり最初の方のMCでシャラクが「本当は青とか赤とかで何かが違うわけじゃないんだあっ!」と言ってましたけど、その後フクスケも頻りに「赤」とか「青」とか言ってましたし、とりあえずセットリストはだいぶ違ったりするんじゃないかと思ったです。「赤」には行かない予定なので、定かではありませんけれど。
 そういうわけで「青」だからかはわかりませんが、「ハーメルン」とかの聴き主体の曲が多かった様な。MCでは、シャラクが「今日はアップル・コンピュータの20回目の誕生日」とか「友達のXXXXくんの誕生日」とか「自分は25歳でメンバー内では最年少なので、他のメンバーには「さん」付けしても、「シャラク〜」ってタメ口でいいからね」とか「永遠の20歳は年を経る毎に辛くなるので、これからはフクスケ38歳で行くことにした」とか、年齢話が多め+キレていました。メトロノームのMCは本当に面白いです。リウの「「アンケート読まなそう」という発言に傷ついた」という話に始まって、「(FOOL'S MATEとか読むと)ヴォーカルやギターは色々と書かれているのに、リズム隊は「タイトなドラムとグルービーなベース」で紹介が終わる」という話も面白かったですし。最終的には「影が薄いながらも、メトロノームが大きくなれば自分もちょっとは大きくなれる」という前向きなのか後ろ向きなのかわからない発言が大変ココロに残りました。
 基本的にはそうそう疲れないまま進行していたわけですが、本編最後に「φD-SANSKRIT」が来て大疲労。シューティングゲームの1面をプレイしていた筈なのに、ボス戦直前でワープしてラスト前の面のボス前に飛んだ様な感じ。一曲だけでひどく疲れました。その後、3回のアンコールで演奏した曲はすべて運動量の多い曲ばかりで、最後は「三つ数えろ」。見渡すかぎりヘドバン。わああ。

 そんなこんなで首に疲れを抱えながら、最前列って本当に元気だと思ったライヴでした。


 たった今、仮想携帯電話にコールがあって、でもコールと中で突然切れてしまって。番号を見たら「03-3444-4393」という微妙に並びの良い数だった為、検索してみると・・・あー


 というわけで、メールの返答や掲示板への返答は今週に。清々しいくらいに遅れていますが、今週の早いうちに。ごめんなさい。存在していてごめんなさい。

 

平成15年01月20日 眠ったキミの右耳からいつかの海の音がして岸辺でキミを抱き締めると気が触れそうなキモチになる

 [ Негр | белок ] 第6回「2003年ヴィジュ系界隈事件簿」、無事に終了することができました。無事じゃない終わり方が想像できませんけれど、そんな2時間ドラマでは身を滅ぼすこと必至な類の余計な一言はさておいて、どうもありがとうございました。
 今日は、投票結果を見ながらあれこれ言ってみたいと思います。まずは28位、別名用意はされたものの票が無かった項目です。

  • LIKE AN EDISON、関西進出
  • baroque、突然の活動休止
  • X JAPAN、「ART OF LIFE LIVE」発売
  • La'Mule、終了
  • IZAM(ex.SHAZNA)、ソロ活動開始
  • 室姫深(ex.die in cries,BUG)、SPIN結成
  • Gackt、OVA「北斗の拳」で主題歌+声優に
  • 陰陽座、KING RECORDSの方針により、新作アイテムはすべてCCCDに
  • テレビ朝日主催「KINGDOM ROCKSHOW」開催 コメント
  • アプレゲール、休刊
  • 「BOOWY RISPECT」にムックとVogus Imageが参加
  • 大阪府河内長野市の一家殺傷事件
  • REDIEAN:MODE、復活
  • Plastic Tree、「バカになったのに」「もしもピアノが弾けたなら」連続リリースで大顰蹙

 La'Muleや「KINGDOM ROCKSHOW」に票が行くかと思いましたが、結果的には得票ゼロでした。他にも、大阪府河内長野市の項目で現場レヴェルの悲痛な叫びが聴けると勝手に思っていたり。でも、旬が過ぎたニュースは喉を過ぎた餅よりも無為ですしね。そんなわけで、Псиはヴィドールの今度のシングルが心配です。
 とりあえず、Псиの思うところが大きいニュースは・・・Псиの購買意欲を確実に削いでいるという意味で陰陽座、色々な意味で思い入れの強いアプレゲールとREDIEAN:MODEの復活、そしてPlastic Treeのやり口ですか。「散リ行ク僕ラ」からインディーズに戻った筈のPlastic Tree、一体どういう戦略であんなリリースをしたのでしょう。結局「もしもピアノが弾けたなら」は買っていません。ぷんぷん。
 続いて18位、得票1の項目の発表です。

  • Curse、解散
  • FOOL'S MATE主催「Beauti-fool's Fest 03」開催
  • BUG、Takeshi(ex.Valentine D.C.)加入
  • Guniw Tools、DVD BOX発売+アルバム再発
  • DEViL KiTTY、解散騒動
  • ミヤヴィ、渋谷公会堂公演のサポートメンバーが異常に豪華
  • RusH、活動停止
  • 犬神サーカス団、デビュー
  • baroque完全活動再開!!
  • ナイトメア、メジャーデビュー

 続いてコメント。

  • Curse、解散-->優雅のせいでみんなかわいそう(好きだけど全てじゃない , アニヲタキモい)
  • BUG、Takeshi(ex.Valentine D.C.)加入-->サポートだけど、このまま加入してくれんかな・・(どうでも良い , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • Guniw Tools、DVD BOX発売+アルバム再発-->ふるふるに見つからないように、目立たないGuniw(とヌーキキ)fanサイトを作ったら、誰も見に来ないweb頁になりました。(好きだけど全てじゃない , アニヲタキモい)
  • DEViL KiTTY、解散騒動-->解散しなくてとりあえずよかった。優雅はこのバンドにかけてるて言ったんだからそう簡単に解散しないでほしい(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • ミヤヴィ、渋谷公会堂公演のサポートメンバーが異常に豪華-->アダルトチーム最強・・・。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • baroque完全活動再開!!-->baroqueがないと生きていけないから!今はすごく幸せな気分です!!(生活の基盤はヴィジュ , 二次元しか見えない)

 優雅関連の項目が仲良く同順位。ПсиはDEViL KiTTYの音源を聴いたことが無いので、優雅に関しては各種言動しか知らないわけですが。アクションだけで判断するとこの上なくアレだということだけはよく判りましたし、そうした言動を踏まえてDEViL KiTTYや優雅が好きだというファンもいるみたいなので、機会があったら音源を聴いてみようと思うです。
 BUG、公式サイトではメンバー関連の動きはなさそう。たしかに、そのまま加入してほしいなあなんて思ったり思ったり思ったり。雅の後ろ組改め石原軍団アダルトチーム(Guitar:PATA/ルーク篁・Bass:Chirolyn・Drums:真矢)も、一体いつまでどうなることやら。こっちはBUGと逆に、このままSpread Veaber状態になって欲しいとはとても思いませんけれど。
 Guniw ToolsのGuniw Value Setは、昨年07月の発売時点からどこに行っても見つからないと嘆いていて、予約をしないПсиは結局忘却することにしていました。今回、ふと思い立って新星堂で検索をしてみたら、どうやら在庫があるらしく。・・・どうして欲しいものはいつもお金が無い時ばかり。あと、大変大きなお世話でしょうけど、コメントを下さった方はターゲット絞りすぎです。味方もフィルタリングしたら元も子も。
 ・・・でも、昨日の味方が平気で今日の敵になるご時世ですし、と都合の悪いことはすべて抽象的なものの所為にする考えの無いオトナ方式でスルーしつつ。

 baroque、最近我伐道(ガキドー)のシングルを聴き直したら普通に良さげだと感じたПсиの明日はどっち。活動休止の騒動に関しては色々と思うところがありますけれど、理由を知った今ではそんな不良中学生みたいな理由で潰れなくて良かったねえと思うことしきり。続いたということはとても大事なことだと思うので、どうぞ頑張って下さい。たぶんCDは買いま・・・・あ、そういえばbaroqueはSMEなんでしたっけ。ということは、CCCDでのリリースが有り得るですか。
 次は11位、得票2。

  • L'Arc-en-Ciel、代々木第一体育館で7daysライヴ+今後の動き発表
  • ムック、いつの間にかデビュー
  • 函館でGLAY博物館完成
  • 諦〜アキラ〜、東名高速にて追突事故により活動休止に
  • FatimaのSanaka、気胸で入院
  • GacktとHYDEの主演映画「MOON CHILD」公開
  • DAIGO☆STARDUST、デビュー
  • ムック、いつの間にかデビュー-->本当にいつの間にかでした…(好きだけど全てじゃない , 内緒)
  • 函館でGLAY博物館完成-->・・・・・・・何がやりたいのか解らない。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • 函館でGLAY博物館完成-->中学時代を捧げ今でもまったり応援してますが、彼らのやることにいちいち漂う事業っぽさというかブラックさには泣ける。(よく知らない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • 諦〜アキラ〜、東名高速にて追突事故により活動休止に-->ヴィ系が夕方のニュースに進出しました(好きだけど全てじゃない , 氏ね)
  • 諦〜アキラ〜、東名高速にて追突事故により活動休止に-->本気で心配しました。早く復活できることを祈ってます。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • FatimaのSanaka、気胸で入院-->元気になってホント、良かった。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • GacktとHYDEの主演映画「MOON CHILD」公開-->思えば、年明けから年末まで、ひと時も休むことなく共に駆け抜けたネタは、これだけでした。(生活の基盤はヴィジュ , 二次元しか見えない)
  • DAIGO☆STARDUST、デビュー-->久々に本物の王子様を見ました!(好きだけど全てじゃない , アニヲタキモい)

 世間的認知度の高いニュースもちらほら。もっとも、今となってはGLAY博物館の存在自体函館住民しか知らない様な気はしますけど。・・・一般のヒトの話ですよ?
 それにしても、戦慄の「GLAY物語」からこっち、どうもいちいちアクションが野暮ったいというか・・・ええと。博物館まで建つなんて。POP JAMで「Freeze My Love」を歌った時、司会の森口博子さんにヴィジュアル系のバンドと紹介され、何を訊いても全員が腕組みしたまま前を向いて無反応で、スタンバイに入っている間に「ヴィジュアル系のヒトって恐いイメージがありますけど、楽屋とかだとすごく楽しいんですよ」と本当なんでしょうけど出来の悪いフォローにしか聞こえないコメントされていたあの頃が遠い昔のことの様です。いえ、バンギャ換算では本当に遠い昔なんですけど。
 諦の事故は、テレビのニュースで大きく取り上げられていました。おそらくTHE PIASSのPV事件以来だと思いますが、どちらも悲惨な事故には変わりありません。後者には今更ながらお悔やみを。前者は・・・ゆっくり養生して下さい。養生といえば、Sanakaもどうかご無理をなさらない様に。

 L'Arc-en-Cielは未だに先が見えないという時点では、ヴィジュ的神秘性を保持していると言えなくも(誰かに怒られます)。楽曲がどれだけL'Arc-en-Cielかという話よりも、アルバムがCCCDかどうかが問題になるなんて予想したヒト、何人もいなかったに違いありません。
 DAIGO☆STARDUSTはKINGDOM ROCKSHOW特番で生DAIGO☆を聴いてくらくらしたので、音源を買おうと思いました。DVDが出たら買います。すぺーしーはぐ。
 次、8位。得票3。

  • Kagrra、メジャーデビュー
  • baroque祐二、記憶障害で入院
  • baroque、メジャーデビュー
  • Kagrra、メジャーデビュー-->[(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • Kagrra、メジャーデビュー-->やっとここまで来たんですね。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • Kagrra、メジャーデビュー-->あんまり行って欲しくない。。。でも、ファンとして笑顔で送るべきなのかなぁ・・・;;(生活の基盤はヴィジュ , 内緒)

 デビューに関しては後でまとめるとして。・・・そういえば、祐二さんの記憶障害はその後順調なのでしょうか。謎。年始に祐二さんが入院したと思ったら年末にはSanakaさん、頭と終わりだけは入院で騒いだ一年でした。
 さてさて、昨年はメジャーデビュー(決定含む)が相次ぎました。デビュー時に大きなプロモーションをかけられた犬神サーカス団(この「プロモーション」は「うたばん」のことを指しています)とKagrra,、なんだかひっそりデビューしていたムック、メジャーに上ってどういう音楽性になるのか不明な蜉蝣、「普通のメジャーなヴィジュ」を地で行っているナイトメア。Psycho le Cemuやbaroqueのデビューも昨年でした。
 ムックは「デビューしたからと言って何も変わらない」と明言していますし、実際その通りっぽいですけど。蜉蝣とかは本当にどうするんでしょうか。メジャーでもリストカッターとかやるのかな。
いえ、メジャーデビューは大変喜ばしいことですし、何駅も先の貴重盤専門店へ行かないと音源自体無いなんてこともなくなりますが。通販も便利ですし、何よりインディーズなら比較的言いたいことが自由に言えるのに、メジャーというフィールドにどんな意味が・・・あああ、製作費が全然違うか。スタジオと機材も。とりあえず、顔が白かった過去が無かったことになっている事態だけは無いといいです。
 ・・・黒夢のデビュー発表時のMC(「メジャーという名の地獄に堕ちます」)じゃあるまいし、そんなにデビューに対して懐疑的にならなくても、と自分に思いながら。とりあえず、Kagrra,には普通に期待。
 続いては7位から4位。もう同票の順位は無い為、ここからは順位と得票数を付加したテーブルで。

順位 項目 票数
7 BUCK-TICK、シングルが7年ぶりに10位圏内にチャートイン 4
6 清春、ソロデビュー 6
5 SEX MACHINEGUNS、解散 7
4 餞〜ハナむケ〜、解散 9
  • BUCK-TICK、シングルが7年ぶりに10位圏内にチャートイン-->buck-tick以外のはよく知らないから。ヲタも好きにすればいいと思います。興味ない。(好きだけど全てじゃない , 内緒)
  • BUCK-TICK、シングルが7年ぶりに10位圏内にチャートイン-->これとその他のアイテムを含めると1年で4万近く貢いだな。(汗) そんな私は69でハマリ早8年。(好きだけど全てじゃない , 氏ね)
  • BUCK-TICK、シングルが7年ぶりに10位圏内にチャートイン-->そういえばこんなことがあったなあ。しみじみする…そんな私はファン歴10年(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • BUCK-TICK、シングルが7年ぶりに10位圏内にチャートイン-->めでたいことで。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • 清春、ソロデビュー-->やはりこれだろうか…渋公は見ておくべきだったと本気で後悔中。(好きだけど全てじゃない , 内緒)
  • 清春、ソロデビュー-->びっくりした・・でもついてきます。痛くてもついてきます;(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • 清春、ソロデビュー-->ライブで黒夢の曲を歌いまくったというあたりが、なんとも……。(好きだけど全てじゃない , 二次元しか見えない)
  • SEX MACHINEGUNS、解散-->お疲れ様。って気持ちです(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • SEX MACHINEGUNS、解散-->スペルが違う…。SEX MACHINGUNSじゃなくてSEX MACHINEGUNSです!(好きだけど全てじゃない , アニヲタキモい)
  • SEX MACHINEGUNS、解散-->10年先のことだと思ってたのに。(好きだけど全てじゃない , 内緒)
  • 餞〜ハナむケ〜、解散-->tenntenn(生活の基盤はヴィジュ , 内緒)

 Buck-Tickは「鼓動」以来のチャートイン。そういえば、「唄」「鼓動」「Six/Nine」のプロモーションは凄まじいものがありました。その後大規模なキャンペーンが無いのは、移籍を繰り返して忙しいのか、それとも強く啓蒙活動をしていく必要が無いと判断したのか。今年は「Mona Lisa OVERDRIVE」のツアーが2種類、野音が2日、SUMMER SONIC、マリリン・マンソン、そして年末2日間・・・Псиもチケット代だけで大変なことになっていそうです。マリリン・マンソンも行かなかったですし、今年はだいぶサボったと思うのに。あと、この場所をどれだけのBuck-Tick好きさんが訪れているのか気になったので、次の投票はBuck-Tick絡みです。たぶん。
 そして、なんといっても清春ソロデビューです。SADSが突然過去を振り返りはじめてから活動休止、そして衝撃の清春ソロ。結局ソロになるならSADSじゃなくて最初からソロで良いのではとかの突っ込みをスルーしつつ謎のDVDシングルでデビュー、そして初のソロライヴでは黒夢の曲を演奏。いろんな意味で話題の絶えない清春、とりあえず清春フィギュアだけはさっさと決着をつけた方が良いと思います。
 次はいよいよTOP3。

順位 項目 票数
3 JEZZ閉店 10
2 cali≠gari、活動休止 12
1 STRAY PIG VANGUARD、RayZi脱退 15
  • JEZZ閉店-->JEEZ贔屓だったので悲しいです。廃人の店員さん萌えでした。ライカは場所が微妙すぎて行く気がしない…。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • JEZZ閉店-->いつの間にか閉店でショックでした・・・(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • JEZZ閉店-->大好きでした。ライカはちょっと・・・。(好きだけど全てじゃない , 内緒)
  • JEZZ閉店-->アメ村店は大変お世話になりました。立地といい便利だったのに……(好きだけど全てじゃない , 内緒)
  • cali≠gari、活動休止-->仕方ないかなとは思いますが、大好きだったので凄く寂しいです。(生活の基盤はヴィジュ , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • cali≠gari、活動休止-->仕方ない気もするけど、やっぱり悲しい。とりあえず「お疲れさま。」(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • cali≠gari、活動休止-->本気で悲しかった。(好きだけど全てじゃない , ヲタだけど痛いのは嫌い)
  • cali≠gari、活動休止-->涙粒トロリ(好きだけど全てじゃない , 二次元しか見えない)
  • cali≠gari、活動休止-->とりあえず青春でした。(好きだけど全てじゃない , 二次元しか見えない)

 Псиの予想では、おそらくcali≠gariが1位を取るだろうと予想していたのですが。いざ開始してみると、JEZZ閉店が他を大きく離して独走。というよりも、JEZZ閉店のみ票が入る状態で、唖然とした覚えがあります。JEZZが閉店した直後にライカが関西に進出し、関西のヴィジュ基盤にもいろいろと変化があった・・・のかもしれませんが、仮想関西に行かないПсиはよくわからないです。ごめんなさい。
 そのうち、JEZZ跡地とライカの場所を地図で確認してみようと思います。そんなに場所が違うのかな。

 昨年もいろんなバンドが解散止まりました。La'Muleが終わったのにはなんとなく時代を感じたり。黒系の終焉というコトバが頭を掠めます。他にもRusHとか餞とか・・・餞かあ。Псиは餞に色々と思うところがあるのですが、ただの好みの問題でしょうし、迂闊に喋ると消されそうなので、ほとぼりが冷めるまでお口にチャックです。RusHは普通に残念。
 昨年の今頃は、SEX MACHINEGUNSやDASEINが終わるなんて夢にも思わなかったのに。終わりはいつも突然です。そして、この2つのバンドの終わりが微妙にシンクロしていた所為で、いろんな憶測(DASEINのDrumのJOEは第二期SEX MACHINEGUNSのメンバー。腰の故障で脱退)も飛びました。DASEINは01月07日に最後の公演が終えたばかりのDASEIN、今後の活動にも期待・・・って、しまった。SEX MACHINEGUNSについてお話する筈でしたのに。
 止まったといえばもうひとつ、cali≠gariでしょう。青さんのコメントでは、いつか帰ってくる様な感じですが・・・ラストライヴであれだけ「cali≠gariが青春でした」とか言い放っておいて、どうやって帰ってくるのかが疑問。とか言いながら普通に期待。

 そして、コメント無しながらも最上位を取得したのがRayZiさん脱退。もともと二人のSTRAY PIG VANGUARD、一人になったらどうなってしまうのか・・・と悲嘆に暮れるファンを他所に、RayZiさん在席最後のライヴはKAZUSHIさんの体調不良で再演となり、その公演が終わったら2人最後のライヴはFC限定ライヴと先延ばし。そもそも、オフィシャルサイトには未だにRayZiさん脱退に関するコメントが掲載されていないのですけれど・・・どうなるんでしょう。本人達的には脱退ではなく卒業らしいですが、そんなところはとりあえずどうでも良いので情報を下さい。

 というわけで、ざっと振り返ってみました。「YOSHIKIがglobeに加入」が一位だった一昨年と比べると・・・なんとなく、ニュースっぽいお話よりも脱退とかデビューとかそういうお話に票が集まった様な。理由は3つ考えられて、1つめはニュース的な話題の不足(GLAYの博物館とかはまさにこれですね)、2つめは投票して下さった方=この場所の客層の変化(アクセス解析も何もつけていないПсиには、こればっかりは可能性として挙げることしかできません)、そして3つめはПсиが解散とか脱退とかの情報に敏感になった=そういう項目が多くなったこと。とりあえず、守備範囲がヴィジュより外の方には基本的にネタ不足だったことは確かですが、ちょっとでもヴィジュをかじっているヒトにはKINGDOM ROCKSHOWやBeauti-fool's fest03など、中身はともかくネタとしてアレな話は満載だったと思います。

 平和で面白い方が良いですよね。本当にそう思います。
 おまけ。

  • 内緒:0
  • 生活の基盤はヴィジュ:5
  • 好きだけど全てじゃない:29
  • どうでも良い:1
  • よく知らない:1
  • ヴィジュヲタキモい:0
  • バンギャはカエレ!:0
  • 内緒:8
  • 二次元しか見えない:5
  • ヲタだけど痛いのは嫌い:18
  • アニヲタキモい:4
  • 氏ね:2

 どちらも「内緒」がデフォルトです。どれだけの信憑性があるのかは判りませんけれど、とりあえず参考にされる方は参考に。
 ともあれ、投票にご協力頂いた方、票は入れなかったけど結果は常に見ていた方、今はじめて投票について知った方など、いろいろな方がいらっしゃるかと思いますが。皆様、どうも有難う御座いました。
 たぶん、次の投票はすぐ行うと思います。Buck-Tickのアルバム投票になる筈。黒夢よりも参加者が絞られそうな気がしますが、どうぞ宜しくお願い致します。


 メトロポリスをみました。・・・ええと、なんですかこれは。とりあえず、絵は綺麗でした。おわじ。
 放送終了後にCMを流していた、「月の子-MOON CHILD-」のミュージカルの方が遥かに気になったです。MOON CHILDと言っても、一昨年〜昨年にかけて一部腐女子にセンセーションを巻き起こした映画ではなくて、清水玲子先生の方ですけど。初演は見ることができなかったので、再演は見てみたい・・・かも。

 眠れずにザッピングしていたら縦に顔が伸びたシン・カザマみたいなのが映っていて。気になって見ていたらそれは本当にシン・カザマで、即ちエリア88。どうしてシンの声がこんなに渋いんでしょう。サキはなんてぞんざいな扱いを・・・ううう、EDはピンク色の髪の涼子の横顔が100%。これで目を慣らせということですか。
 ギルガメシュは原作をほとんどしらないので楽しみ。もっとも、今日の放送も気付かずにスルーしちゃいましたけど。

 深夜のアニメはちっとも補足していません。アニメ版のマリみての話とか、Псиに聞かないで下さい。・・・そんなことを言いながら、エコエコアザラク-眼-はちゃんと押さえている自分がとても嫌です。
 そうだ、遠いところに行こう。PC(ミドルタワー)とディスプレイ(17" CRT)とタブレットを持って、遠い街へでかけるんだ(重すぎます)。

 

平成15年01月19日 [ あの子の ] + ( [ { 赤い + } ブーツの ] | [ { 軽い + } 靴音だけに ] ) + 希望が見えるのさ

 「♪よ〜くかんがえよ〜 おかねはだいじだよ〜」とバイト収入すら無いコドモに言われたくありませんと思いつつも、あのコドモたちはしっかり出演料を貰っているわけで、すなわちあのコドモたちのコトバは仮想新宿にたむろしているダンボールで暖を取っているヒトたちのコトバよりも説得力大。比較対象がアレとかの反論は一切拒否します。
 さてさて、その大事なお金を有効活用しようと、街へ出かけたら大散財してしまいました。普通に買ったら\400,000、だけどユーティリティ付属で特別価格\200,000というデザイナー向けOfficeパッケージでお馴染みAdobe Creative Suiteです。というわけで、今日はAdobe Creative Suiteについて。

 Adobe Creative Suiteがなんなのかという解説は長くなるので、デザイナー向けAdobeOfficeという説明で足りないヒトには他所様の解説をお薦め。導入を検討しているヒトに向けてのポイントは、

  • PhotoshopユーザだけはCreative Suiteパッケージへのアップグレードが可能(他のソフトウェアのユーザは当該ソフトウェアのCS Version UPのみ可能)
  • Photoshop CSのみ、実験的にアクティベーション認証を導入
  • Version Cueは単体でのリリース予定はなく、Creative Suiteを購入しないと入手できない

 という点です。従来のPublishing CollectionやDesign CollectionなどのCollectionシリーズは、5本のソフトを抱えていたらシリアル番号も各ソフトに1つずつ入っていたのですが、Псиの手元にあるAdobe Creative Suiteを見るとシリアル番号は1つだけ。これをVersionUPする時はAll or Nothingで、たとえばInDesignCS/Ver.3をInDesignCS2/Ver.4(仮)にしたいけど他は現状維持、ということは(ライセンス上)できなさそうです。とりあえず、CS/Creative Suite絡みのことは公式サイトで確認した方が
 他のトピックとしては・・・ううん、各アプリケーションの新機能は説明しきれませんし、VersionCue(チーム向Adobe製ファイル管理ソフト)も使ってみないとなんとも。ただ、ホームネットワークを組んでいるとかでもオーバーパワー気味だと思うのに、スタンドアロンのマシンに放り込む意味はあるのかどうか。ただ、履歴管理だけは便利そうですけど。あとは、PhotoshopCSでは紙幣の画像が開けないことくらいが問題ですか。


 さて、そんなこんなで買ってきたAdove Creative Suite、最初の感想は・・・

 ・・・パッケージが小さい
 そして、軽い
 Publishing CollectionやDesign Collection並みのパッケージの大きさを予想していたのに、GoLive!並みの大きさ(正確には薄さ)で吃驚。しかも、ソフト6本分のマニュアルってどんな重さだろうと不安だったのに、ものすごく軽くて肩透かしを喰った感じ。

 軟禁所に戻って開封してみると、中身はこんな感じでした。

  • メディアケース(厚いトールケース。メディア4枚入り)
  • デザインガイド(薄くて大判のガイド誌)
  • 「登録について」ドキュメント
  • ユーザ登録葉書

 そりゃ軽いわけですよ。マニュアルもついにPDF化されちゃったんだなあ、と思いながらインストール。そうそう、メディアの内訳は「インストーラ1・2」「Resources and Extra1・2」で計4枚。PhotoshopCS・IllustratorCS・VersionCueがインストーラ1で、他3つがインストーラ2に入っています。
 Collection系はすべて個別にインストールする必要がありましたが、Creative Suiteでは一括インストールが可能です。シリアル入力を済ませた後、どのアプリケーションをインストールするか選択・・・は良いのですが、各アプリケーションのインストールオプションを選べません。謎。不審に思いながらもアプリケーション全部を選択してインストール開始。
 インストール時間が異常に長いのでWebで情報収集していたら、こんな記述を発見しました。そうですか、マニュアルは別売りなんですか。PhotoshopやIllustratorを単体でCSにヴァージョンアップするとマニュアルが付いてくるそうなのですが、Creative Suiteだと一切無し。ヴァージョンアップ版ならまだしも、新規購入でこれはきついのでは。もっと色々見ようと思いましたが、Tab+Altでインストーラを後ろに送っても数秒でアクティブになるという変な仕様の所為でモチベーション低下。テレビや雑誌を見ながらぼおっとインストールの終了を待つことに。
 インストール中は画面右上に作業線表が出るのですが、

一括インストール時の線表

 認証。PhotoshopCSのインストールを選択していると、ここで噂のアクティベーション認証が入ります。PhotoshopCSをインストールしない場合は、このステップは勝手に飛ばされます

 特に再起動も促されないので、さっさと使ってみることに。とりあえず、Windowsのスタートメニューを見てみると

InDesign2/Adobe Creative Suiteが同時に入っているスタートメニュー

 と、アイコンは全く別のものになった模様。さようならヴィーナス、さようなら。もっとも、アイコン以前にJなのか日本語版なのか何も書かないのか統一した方が良い気はしますけど。
 あー、やっぱり、もうちょっとアイコンにこだわってみましょうか。CSで作成したドキュメントのアイコンも、

InDesign2とInDesignCSで作成したドキュメントのアイコン比較(小)→→InDesign2とInDesignCSで作成したドキュメントのアイコン比較(大)

 という様に変化(青い方がInDesign2、赤茶色の方がInDesignCS)。前のヴァージョンの色遣い、結構好きだったのに。更には

IllustratorCSドキュメントのアイコン

 大きいアイコンはサムネイル表示なので掲載しません。スタート時のスプラッシュウィンドウも変わってしまったので、もうヴィーナスを見ることはできなさそうです。ちょっと残念。

 とりあえず、InDesignの今の所の感想ですが・・・もうちょっと使い込んでみないとなんとも。現時点では、

InDesignの右側に張り付いているパレット

 このパレット、タイトルバーをクリックすると(ページタブの様に)展開されるという一見便利そうな機能ですが、めもりーくりーなーやIMEバーなどの画面常駐系アプリとの相性が悪すぎです。どう配置しても邪魔。画面領域を節約するためのものの筈ですが、逆に画面が小さいと辛いというパラドックス。あと、ストーリーエディタは普通に便利っぽいです。もっとも、PageMakerを使っているヒトなら、ほぼデフォルトの機能ですけど。

 重いとか軽いとかはあまり参考にならないでしょうし。あと特筆すべきは、PDFですらマニュアルがどこにもないということでしょうか。ResourcesディスクにPDF版ヘルプが入っていますが、基本的にはHTML形式のヘルプを見るしか無いみたいです。ひどい。
 IllustratorやInDesignのショートカットがいくつか削られている(IllustratorのCtrl+Shift+Sは「別名で保存」のままでいて欲しかったです)とか、GoLive!を考え無しにインストールするとhtmlファイルがすべてGoLive!に関連付けされて最低とか、今の所はそんなところですか。どっちも最悪ですが。でも、テンキー側の+と-が使えるとか、罫線がどうとか、そういう辺りは素敵。

 以下参考。
 InDesignの勉強部屋
 女神のDTP
 DTP駆け込み寺総本山
 【Adobe】インデザイン・刷れ!【DTP】
 おまえらってCS(kクリエイティブスイート)って知ってるの?
 【CSシリーズ総合】Adobe Creative Suite 2
 2chスレの内、上2つは印刷・DTP板から、下はMac板から。


 ちなみに、InDesignでPageMakerファイルを扱う為のヴァージョンとかプラグインが出ているそうです。でも、このInDesign CS PageMaker Editionは日本では出荷予定が無さそう。そもそも「ファイルを扱える」から即「代替」になるかといえばそうではない筈ですし、なによりPageMakerの位置付けはFrameMakerと並んできっちり定義されているので、PageMakerがInDesignに統合されていくかどうかは微妙です。
 もっとも、Adobeの動向なんてすぐに変わるので、なんとも言えませんけれど。

 InDesignがネイティブ.psd/.aiファイル対応らしいので、試しにIllustratorで見出しページを作成し、なんとなく怖いので日本語フォント(Adobe 宋体 Std)も欧文フォント(Trajan Pro)も全部アウトライン化、そうしてInDesignに貼り付けてからPDF出力してみたら、「表示するのに繁体字中国語フォントセットが必要」と言われました。謎。
 まあ、素直にEPS使えばいいんですけどね。


 投票、締め切りました。今更の報告ですが。感想とか集計とかは明日を目標に。

 

平成15年01月16日 [ | もう ] + ( [ 壊れる | 産まれる ] + だろう ) = 次の愛は

 女性がみんなBL好きだと思わない方が身の為です。こんばんは、Псиです。
 「なつ〜、なつ〜」と繰り返しながら、なんだか色々と書きなぐったりしています。とりあえず、文章はWZ EDITORで普通に書いているですが、問題はレイアウトのできるソフトを持っていないこと。このままではレイアウト全般ができません。
 InDesignが欲しいよおと呟いていたら、なんだかとんでもないパッケージが目に入り。いえ、前からCSの話は聴いていましたけど、まさか\200,000で全部手に入るなんて。CSにPageMakerが入らない辺りアレな悲壮感を感じずにいられませんが、元々Quarkばっかり使っていたПсиにはInDesignの方がずっと使いやすそうですし。
 というわけで、書くの以外はInDesignで全部賄う京極夏彦作戦で。真・京極夏彦作戦は書くのもInDesignなんですが、そっちはどうなんでしょう。CSのストーリーエディタに期待。・・・というか、こんな機能を積んだ時点でますますPageMakerの立場が。


 でも、CSってヴァージョンアップはどうなるんでしょうね。Adobe曰く、「全製品のヴァージョンアップを同時に行う」そうなのですけど。もちろん、CSパッケージのヴァージョンアップ料金は、CSヴァージョン全部のヴァージョンアップ料金の合計よりも安い筈(そうでなければかなり悲しい)ですけれど、最悪ヴァージョンアップしなくても。
 とりあえず、PhotoshopCSに認証が必要なことくらいですか、懸念点は。昨日の音声ファイルとかの話もそうですけど、みんなして認証認証って。18kのゲームもそうなるようで・・・あああ、もう。


 え、LiveMotionって終わってたんですか。どうやらGoLive!CSやIllustatorCSで同様のことができるわけでもなさそうなので、もうAdobeはFlashを追随しないということですか。残念。とても残念。


 昨年最後のニュースで話題に出した「回顧録」ですが、やはりSLAVEな方からの意見としては圧倒的に「何故Suspiciousなのか」という声が多数の様で。「回顧録〜第三章〜」を聴いてみれば、Suspiciousで何をしたかったのかがよくわかります。あまりSuspiciousである必要は無いとは思いますけど。要は、「SYMPTOM」・・・もちょっと違うなあ。激しい部分と綺麗な部分のギャップがある曲が、インディー時代には皆無だったということですね。もっと判るヒトに向けて言えば、SUGIZOの「REVIVE」な感じで「Suspicious」を演奏したと思えば。余計わからないかも。
 LUNA SEAの初期DT三本とかは、どうやらJASRACに登録もされていない、権利的には大変微妙な曲らしいのですけれど。・・・こういう曲はネットラジオで流したりしちゃいけないのかな。あ、でも公衆送信権とか送信可能化権があるから、原盤の権利が埋没しているとしてもネットラジオの場合は演奏している本人の許可が必要ですね。
 ・・・
 ・・・
 ・・・とても無理っぽい

 

平成15年01月15日 我々は真理なんか求め、問い掛けたけど何も答えず。それなのに、お帰りにならない。・・・そして、みんなまた途方に暮れる。

 まきりゅさんの日記から。

 「READY STEADY GO」も「瞳の住人」もCCCDらしいという情報が入っている今、アルバム「SMILE」もCCCDでリリースされるであろうことは想像に難くないわけで。とりあえず、「CCCDが嫌だからみんなで反対しよう」という動きは良いと思うです。
 ただ


 ↑別にお話をしている最中にホッケーマスクの男が乱入、縦横無尽に迫り来るチェーンソーから必死の逃亡とかの突発イヴェントが起こったわけではなく。どうお話を続けても長くなるなあ、とか。ええと、Псиの言いたいこととしては「CCCDを否定するのはいいけど、代替手段として何を推すですか」という。
 上記のサイトでは商品になっているのか不明な電子透かしとSACDが挙げられています。前者は問題外(「SMILE」が第一弾アルバムとなるなら、大変に画期的なことです)として、CHEMISTRY方式(CCCD版とSACD版の別個リリース)になった場合、本当にSACD版のメディアを買うのかなあ。
 買ってきたCDは数分後にはWMAで全管理というПсиには、SACDは普通に不便。ただ、CCCDと違ってそれは仕様なので、不便さはともかくSACDは買うと思います。・・・というリッピング前提派でなくても、SACDの高音質イメージの所為か、はたまた純粋に著作権保護なんたら料金が上乗せされているだけか、プレイヤーが異常に高い+SACDラジカセとかポータブルとかはないという状態なのですが、これはCHEMISTRY層やL'Arc-en-Ciel層に全く被らない様な気がするです。
 Псиとしては元ちとせ方式(CD+SACDのSACDハイブリッド)かDVD-Audioが一番の選択肢だと思いますけど、どちらも著作権保護という面では弱そう。すべての層の意見を取り入れた究極のアイテムとしてCD部分がCCCDのSACDハイブリッドというものがありますけど、まだavexしか出してませんね。
 ・・・上のサイトの方々、「音質の劣化をなんとかして欲しい、機器への影響も勘弁」ということで、リッピングに関してはあまり主張をしていませんけれど。ということは、このCCCD+SACDのSACDハイブリッドは著作権も踏まえつつ最高の音質も保障している最高の手段ですよね?という疑問を提示した時に、果たしてどんな意見が出てくるんだろうとか。

 CCCD・・というか、おそらく正確にはCDS方式を採用したCCCDでアイテムが出るというのは、確かにちょっと嫌です。L'ArcがCCCDでCDを出したら、きっとПсиはそのアルバムを買いません。
 何かしらの手段でCCCD化を回避して欲しいとは思うです。ですが、じゃあどの方向が最高なのかというのは、たぶんユーザ側も考える必要がある筈です。CCCDだってCDS以外にも様々な方式がありますし(邦楽CDは殆どCDSなので、たとえばKey2Audioとかは情報が皆無ですが)、メディアとしてのCDを離れたら、一気に敷居が上がることは必至。「これはいやだ」じゃなくて、「これはいやだ、あれがいい」と言えないといけないんじゃないかな、と。
 「これはいやだ」を広く呼びかける意味では、上記のサイトは大変素敵だと思いますけれど、たとえば掲示板に「CCCD反対」と書き込んでいるヒトの何人が「あれがいい」と思っているのかと考えると、ちょっと疑問かなあ、と。そういう意味で、上記サイトでは代替案はSACDしか出ていなくて、掲示板でも特にそうした議論は無し。じゃあ、本当にSACDプレイヤー買うですか?と、Псиは仮想吉野家さんでUの字テーブルの向かいに座ったヒトが「牛丼特盛とつゆだく!え、ないの?じゃあ大盛でいいや、あとつゆだくだく」言った時くらいに問い詰めてみたいココロでいっぱいなのですよ。


 でも、せめて個人レヴェルででも「CCCDじゃなくてXXXXがいい(あるいはCDSじゃなくてXXXXが面白そう)」という意見を持っていないと、CCCDの強引な展開を見るにつけ、更によくわからない新規格に強制的にシフトさせられるという超絶バッドエンドも無くは無い筈。SACDだって、知らないヒトから見たらCCCD並みにぽっと出の謎規格でしょうし。SACDもCCCDもパブリシティ低すぎ。
 そして、そんなパブリシティの低いものを相手にするんですから、「CCCDとはこういうものだ」「代替として掲げているXXXはこういうもので、こういう利点がある」ということを説明した方が良いと思います。「L'Arcのファンは」という断定の仕方とか、ここで掲げられている叩き台文についての諸々(ある日突然この本文のメールをもらったら、と考えてみてください)はノーコメント。改行無しのままコピペして送りつけるヒトが出ないことをただただ祈るばかり。

 レコード会社とか製作者はいろんなスタンスでいろんなことを思っているわけで。そんなヒトたちを相手にするんですから、いっぱい論理武装しないといけないと思うです。ユーザがプロデューサーにはたらきかけた佐久間さん(GLAY)の事例、プロデューサー(監修だからこの呼び方は間違ってない筈)の意向をユーザの声が後押ししたREBECCA COMPLETE BOXの事例など、CCCD回避についてもいろんなストーリーがありますが。今回は誰も仲介しないっぽいので、誰かが仲介に動く様にはたらきかけてみる(CCCDに良い顔をしていないyukihiroかみんなの大好きなtetsuでしょうね)か、そうでなければ会社直に大量の意見を投げるんでしょうね。署名とか。
 ただ、「音にこだわっているので、SACDでも全く遜色は無い。是非SACDで聴いて欲しい」と豪語して、積極的に過去の音源もSACDでリリースしているCHEMISTRYと違って、「CCCD回避の為のSACDリリース」には実験的な要素が多々ある筈。SACDを作るのだってCCCDを作るのだってコストがかかっているわけで、メディアを分けて発売することは基本的に面倒な筈なんですから。その面倒にユーザは感謝しなくてはいけないわけで、要望通りSACDは出たけど買わない大スルーとかをすると後の禍根になる筈。

 とりあえず、CCCDとCDSの違いを知るところから始めないと、何も始まらない気がするです。
 そういえば、1枚のメディアに2種類の音源を収録することによる著作権的な問題って、やっぱり出てくるですね。CCCDもハイブリッドも窮地に陥る、正に諸刃の剣。


 寝すぎると良くないと思いました。銭金も何も見ないで寝てしまいました。不覚。


 きっと笑っていられない


 DVD-Audioが無理なら、SACDのCD部分にCD音質(あるいはそれ以下)の圧縮音源を入れて、そっちをLGCD2方式で。いや、LGCDだとチェックアウトが必要になる・・・ううん。WMAかKbMPで再生できないファイルはただのゴミですし。
 MP3プレイヤーが欲しいПсиは、今後どうなるかが微妙なのでMDの動向をにらみつつ。

 ああ、面倒なことになってきたものです。

 

平成15年01月12日 [ | 夕陽に照らされて ] [ | 影は{とても}長く * 幾つも}重なり ] + 夜は訪れる * [ 時計を早めたい | {アナタに}逢えるまで ] >> 「だいちよまわれすこしでもはやく」

 「揉みくちゃ」のお話なんかしている場合じゃなかったのです。こんばんは、Псиです。
 まず、お詫びと告知をしておきます。現在開催中の「2003年ヴィジュ系界隈事件簿」ですが、〆切が01月15日と設定されていました。この期限を2日伸ばします。なぜかといえば、当初「SEX MACHINEGUNS」を「SEX MACHINGUNS」と表記し、現在まで「Kagrra(デビュー前表記)」を「Kaggra」と表記していたりと、ファンにとってはクリティカルなミスが2つほどあったからです。
 他にも、wyseの横森氏脱退についてなど、項目を作り忘れていたものもあるのですが、項目は気になった方が追加できますし。でも項目の修正ばっかりは。

 というわけで、間違い2つに対応して〆切を2日延長します。今までの投票数/日を考えると、2日延びたからって結果も投票数も爆発する様なことはないでしょうし。今後も、何か間違いがあったら1日伸びる方式で行こうと思います。


 ようやく新しいPCができました。ただ、Псиがるきるきしながら買ってきたDVDマルチドライブと思しきものがDVD-RAM不可で、一緒に買ってきたメディア3枚を見つめて途方に暮れてみたり。+Rだの-Rだのはそんなに重要じゃないんだ、RAMが欲しいんだあっと叫んだところで後の祭り。バルク品を紛らわしく配置する仮想ソフマップに怒りの鉄槌を(逆恨み)。
 ともあれ、現在使っているPCの他に、CD-RWとDVD+-Rドライブを積んだ高性能PCが誕生。このPCもCPUファンが一昔前の換気扇並みの騒音を発するというアレな点もあるのですが、とりあえず動いているんですから何より。CD-RWも、Псиが今まで使っていた2倍速CD-R+PDコンボドライブなんかと違って、充分動いてくれますし。
 さすがにCPUが1GHzを越えているだけあって、ComicStudioも文句を言わず。範囲選択をしようが何をしようが快適に動いてくれます。苦労をしながらちょっとずつスペックを上げようと、新型マシンをぽーんと導入しようと、スペックが足りていればソフトウェアは文句を言わず。冬の新型マシンだろうと、対応していないのにスロットにDVD-RAMを突っ込めば、怒られもするわけで。その前に壊れそうですけれど。世間はシビア、甘々なのはヒトばかり。あ、天使もか。


 一応MovableTypeを使っているヴィジュ好きなので挙手しておいたり


 土曜日に「鋼」を見ました。それはすなわちL'Arc-en-Cielの「READY STEADY GO」を聴いたということでもあるわけですが。OPとしては文句無し。L'Arcとしては・・・あー、tetsuの曲なのに「666」寄りな印象を受けた、というのが引っ掛かったといえば引っ掛かった点ですか。何回か聴けば他に感想が出てくるかも。
 シングル「瞳の住人」、アルバム「SMILE」共にL'Arcのネーミングセンスとしてどうか論争が各地で起こっていますが、少なくとも「SMILE」はジャケット等をあそぶことで、タイトル初見のあまりのぱっとしなさに108回叩かれた除夜の鐘が虐待に耐え兼ねてココロの中に舞い降りたくらいに沈鬱な印象をいくらでも覆せる単語だと思いますし。
 とりあえず雰囲気系の曲を希望。「in the Air」や「wind of gold」でも「sell my soul」や「いばらの冠」でも、或いは今までに見せて来た儚さとも浮遊感とも華美とも違う新たな方向でも、なんだっていいです。現在のL'Arc-en-Cielの雰囲気系楽曲が聴きたいです。・・・もっとも、その願望はアルバムが出るまでおあずけでしょうけど。加えて、L'Arc-en-CielはCCCDでリリースらしいですし。SACDハイブリッドじゃ駄目ですか。・・・「登録された楽譜が権利のすべて」と認識している団体などの意向を汲めば、CD音質でリッピング可能なSACDハイブリッドディスクには何の意味も無いということなのでしょう。世の中にはSACD+CDのハイブリッドじゃなく、SACD+CCCDのハイブリッドというものもあるみたいですけれど。曲のカタチだけが問題なら、確かにMP3・・・あ、全然話が変わってますね。

 「鋼」。TBSで放映された直後にチャンネルをanimaxに変更すると、今週→先週の順で「鋼」を見ることができる素敵コンボの恩恵に預かり。今週は新OP・ED、先週分は旧OP・EDだった為に、OPとEDを見比べることもできたりしました。・・・でも、単行本を全部買ってしまったПсиとしては、新OPにちょっぴり違和感。「種」並みにOPとEDの変更が多かったりして。・・・それとも、あのヒトがああなるのは、もっと後の話でしたっけ?ああ、どうしてこんな時に、全巻外注に出しちゃってるんだろう。。
 今週の話についてお話しようとしたら、一昨日の日記よりも長くなりそうだと悟ったので短縮。Пси、傷の男(スカー)」嫌いです。おしまい。


 kuwaさんから苦情が来ない限り、オレノシロさんはヴィジュ総合ということでカテゴライズさせて頂いています。ただ、これは多分にПсиの価値観に拠っているので、たとえばkuwaさんの腸が煮え繰り返っていることもあるかもしれませんが、というかそんなことないでしょうけど念の為、言伝くらいはさせて頂こうかななんて。>遅すぎる私信

 

平成15年01月09日 (クレヨンで)キミが描いた地図で(家を)探したけど→{ ポイントが欠落して | 相対比が[まるで]デタラメで }

 全部リセット。こんばんは、Псиです。昨年末辺りから始めた日記の連番も一回全部リセット。大して数が進まなかったので、そのまま続けてもいいのですけれど、年も明けましたし。そうそう、みなさん、あけましておめでとうございます(遅すぎます)。
 さてさて、Псиが軟禁されている仮想軟禁所には、現在4台のPCがあります。1台はПсиが使っているもの。そしてもう3台は、とある方から頂いたものです。ちょっと内訳を示しておきましょうか。

  • 自分PC:Pen!!!-600MHz/512MB-RAM/160GB-HDD
  • PC1:たぶんAthlonの1.4GHzくらいのCPU/たぶん512MBくらいのRAM
  • PC2:たぶんPenIVの1.4GHZくらいのCPU/たぶん512MBくらいのRAM/80GB-HDD
  • PC3:大昔のAptiva(詳細不明)

 もらっては良いですけれど、まだ電源も点けてないのです。それはさておき、現在のПсиのPCは色々と大変なことになっていて、とりあえずComicStudio Ver.2の初回起動時に「スペックが低い」と怒られたことがあってから、いい加減マシンをなんとかしないといけないと思っていたわけです。
 今手元にあるPCは、そのままで使うわけには行かず、必要に際してフュージョンしたり、あとは複数台運用にするならネットワークをどうするかとかも考えなくちゃいけないわけで、こんなにあっても逆に大変という我侭感溢れる発言をしてみたり。

 ただ、年末のPCの不調はまだ尾を引き摺っていて、たとえば起動後にメールチェックをすると、CCAPP.exeというプロセスがシステムに高負荷を与えつづけるのですよ。システムを終了するまで。Псиはこのプロセスをウイルスだと思い込んでいて、Norton Anti-Virusがシステムを見張っているのにどこから入り込んだんだ、とぷんぷんしながらWeb検索をしてみたら、なんとCCAPP.exeはNortonの本体という衝撃の事実が発覚したり。CCAPP.exeが常駐し始めるとCPU負荷率が95%-100%の間を推移する様な状態になるので、現在はメールのウイルススキャンをしていません。ですので、ウイルスメールとか送ってきたら、仮想玄関先まで押しかけてわんわん泣きます
 話が変わっちゃいました。他にもメッセンジャーでお話をしていると突然インターフェイスが仮死状態になるとかの問題があって、ロースペックであるが故にそんな問題が起きているのかはわかりませんが、とにかく環境を変えたい欲求があるのは確かなところ。よおし、がんばるぞお。たぶん軟禁所に帰ったらPCにも触らず鬱々と膝を抱えることになるでしょうけど、でもがんばるぞお(駄目)。


 あとは・・・そうだ、年末にプレイしたゲームの話でも。ええと、Псиは無理強いのある18kゲーがきらいです。シチュエーションにもよりますけど。主人公が対象の女性に無理強いをしておいて、そのくせ延々と自分を肯定し始めたりする様なテキストを読むと、大概気持ち悪くてたまらなくなります。
 そんなПсиが「揉みくちゃ〜獣が潜むラッシュアワー」をプレイした時点で既に間違いな気はしたですけれど。変に話題だったし、一応「はじるす」は一周できましたし(総プレイ時間:30分-40分程度)、大丈夫かなあとか。でも、始めて10分くらいで後悔。テキストを読み進めながら、「こんなやつ(=主人公)消えてなくなってしまえばいいんだ」とココロの中で黒い合唱。結局気持ち悪さに耐え切れなくなった頃に、ゲームディスクを「嫌」と大きく書いた紙が貼られた引出しに封印しました。あでぃおす。
 いえ、たぶんそこらの一昔前のヴィジュ系バンドのメンバー並みに難しい漢字と凄惨なジャケットが目印のゲーム群よりは、かなりやさしいつくりだとは思うのですよ。でも、表現の強弱は既に問題ではなくて。なんというか、毎朝スーツやスカートを切り裂かれる精神的苦痛とかってどうですか。しかも朝。朝の混雑に乗じて、ターゲット(話の序盤の選択肢で決まる。痴漢行為中も、特にアクションゲームやシミュレーションゲームになったりはせず、選択肢もほとんど無い)に近寄り、耳元で卑猥なコトバと脅しのコトバを囁きながら、カッターで衣服を切り裂いて。ターゲットは電車の時間をずらしたり、いろいろと工夫をするのだけれど、主人公の魔の手からは逃れられず。何それ
 たぶん、真当な精神を持っている不幸なヒトなら、一度そんな目にあったらしばらく電車に乗れないと思うですし、それくらい重い心労を抱えながらも電車で通勤とか通学とかをしているヒトを踏み躙って、そうしてヨロコビを感じるのは、ちょっとПсиには無理っぽいです。

 まあ、創作だからなんだっていいんですけど。ヒトの嗜好も色々でしょうし。ただ、このゲームで満たされる煩悩って本当に健全じゃないなあ、とだけ思いました。
 ・・・Псиは一周しないで投げた(ターゲットは眼鏡をかけたヒト)のですけれど、他のヒトだとそんな重い話にはならないのかな?・・・いや、「揉みくちゃ」の評価でクレームをつける様なヒトが、Псиのコトバを聴いているわけがありませんし。変なフォローは無し無し。なんだか話によるとその後痴漢行為が元で恋愛感情が芽生えていくそうで、ますます気持ち悪さが止まらなくなりました。当分18kはいいや。BLゲーやろうっと(それはそれで駄目)。


 がんばろうと言っておきながら、今日からしばらくお出かけです。きっとまた間が空くと思われるですが、次回は「鋼とマイネリーベの相関関係、あるいはとても言い訳」の巻です。予定は未定。

 

平成15年01月03日 「君に触りたい」・・・ここには、何も無い。「嗚呼、何にも」

 昨日、福袋を買いました。大ハズレの一昨年、微妙な当たりの昨年と違って、今年は冤罪」の出来くらいに大当たりでした。本当に明日使えるものばかりな上に、臨戦体勢に入った時でも充分選択肢になります。よおし、幸先がいいぞお。
 と、仮想新宿で朝から凍えるのに疲れたПсиは、昨年末のことなどを回想することにしたのでした。今更の話な上に、のお話なんかほとんど内輪話みたいなものですが、お暇でしたら適当にどうぞ。


 冬に参戦してきました。三日とも。冬だけならいつものことですし、そんなにひどいこともないのですが、問題は一日目と二日目がBuck-Tickのライヴと被っていたことです。つまり、仮想有明(半日)→仮想武道館(ライヴ)→仮想有明(半日)→仮想武道館(ライヴ)→仮想有明(半日)というリルガミン市街で悪事を働いたヒトが課せられる強制労働(「隣り合わせの灰と青春」設定)並みの過密スケジュール。
 でも、一概にBuck-Tickを責めるわけにはいかないのです。今回はBuck-Tickをスルーしたとしても「Beauti-fool's Fest 03」や「続・シロクロニクル」につかまっていたと思うので、過酷なスケジュールを覆すのはほぼ不可能だったと思いますから。・・・それにしても、「THE DAY IN QUESTION」は何かとコミケにバッティングします。確か、「SEXY STREAM LINER〜零型」はコミケの直前とかだった気がしたなあ。そして、それをネタにしていたコピー本が続々・・・いえ、あやふやな過去は忘れましょうコミケが常に素敵な日程を確保しているだけだとは思いますし。

 さてさて、今回は「THE DAY IN QUESTION」が2日開催ということで、おそらく異なったセットリストを持ってくるのではないかと予想してみたです。それで、どんなセットリストになるかといえば、1日目は今井ヴォーカル大爆発+最近の曲満載+RED ROOMを髣髴とさせる様な、とても盛り上がる曲ばかりなセットリスト、対する2日目はViewsicの中継が入っていることを忘れてしまう様な、ダークさ全開セットリストなんて予想したのです。
 一昨年の初回、そして去年の「JUST ONE MORE KISS」終わりと、常に予想を裏切ってきた「THE DAY IN QUESTION」のこと、1日目は「どうせ年末武道館だからマニアック」というその認識すら打ち破り、そして1日目の評判を聞いたヒトが2日目に出かけていってまた裏切られて唖然とする、と。そして、選曲にはあまりViewsicの中継云々は関係無いのではないか、と。
 というわけで、全く予習などもせず、適当に作ったプレイリスト「cali≠gari集」をずっと再生しながら「THE DAY IN QUESTION」に臨みました。予習の意味がありませんし。物販に並ぶ最大手並みの行列や入口の花に吉川晃司なんて名前を見ながら、とぼとぼと客席へ・・・


THE DAY IN QUESTION[Buck-Tick]
 総合 :☆☆☆☆☆
 楽曲 :☆☆☆☆☆
 演出 :☆☆☆☆☆
  MC :☆☆☆☆☆

 シングル曲一切無し。アンコールに「幻想の花」とカップリングの「ノクターン-Rain Song-」がありましたけど・・・あ、カップリングは3曲程ありましたけど、シングル曲は全くありませんでした。かといって、じゃあマニアック極まる選曲かといえばそんなこともなく、頭から「BUSTER」→「ナカユビ」→「LIMBO」というMona Lisa進行。じゃあ新しめの曲ばかりなのかといえば、不吉なイントロから「相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり」が来たり、本編最後が「KISS ME GOOD-BYE」→「MY EYES & YOUR EYES」というとんでもない曲順だったり。
 というか、「相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり」なんて、アルバム「Six/Nine」後のツアー「Somewhere Nowhere」以外では演奏されていないのではないでしょうか。・・・なんて曲について語りだすと今年がもう終わるので、もうちょっと視野を拡げることに。

 ステージ上はとにかくドレープっぷり甚だしい幕でデコレーションされていて、ちょっとした王室風味。そんなステージに真黒な衣装+飾り付き帽子で櫻井さんが出てきたせいでステージ上が本当に貴族系の耽美な謁見部屋に見えてきた(©ガラスの仮面)り。
 一昨年が「ICONOCLASM」、昨年が「SEXUAL XXXXX!」という「頭の曲」ですが、今回はなんと「BUSTER」。「Mona Lisa OVERDRIVE」を聴いたヒトには直球すぎるライヴの始まり方です。その後も「ナカユビ」「LIMBO」と最近の曲かつ激しい続き、うわあと思っていたらなんだか不穏なベースラインが流れ始め、そうして始まったのが「神風」。「アンティーク・ショップで手に入れたアカシック・レコードによると、1999年にはどうやら神風が吹いたらしい。それはきっと神様の気紛れか、超一流のハッカーの仕業だ。回る、回る、世界が回る」・・・こんな語り、まさかまた生で聴ける日が来ようとは。
 「神風」で箍が外れた後は、もう本当になんでもあり。それでも殆どが「狂った太陽」以降の曲ばかりでしたけど。怒濤の「パラダイス」が終わり、無条件にПсиの涙腺を刺激する名曲「RHAPSODY」が終わると、突然ステージに火が。櫻井さんの腰の高さくらいの火がステージ中央にあかあかと点いていて、そんな中で歌った歌が「FLAME」。「この胸の炎は、やがては消える」とか歌っている後ろに燃えている火。
 曲の終わりが近づくと、次第と強くなっていく火。
 だめだ。
 号泣
 しかし、おとなしく泣く暇も与えずに「MY FUNNY VALENTINE」。そこからはゆっくり*2→はげしく*1くらいのローテーションで回った後、「Mona Lisa」「KISS ME GOOD-BYE」、ちょっとしたMC後に「MY EYES & YOUR EYES」で本編終了。「みんなが嬉しい曲を」といっても、これはあまりにも古すぎる気が。いえ、嬉しいんですけどね。

 今回は演出の勝利という感がありました。いえ、勝ち負けで言ったら5人のパフォーマンス+卑怯すぎる選曲によってオーヴァーキルなんてコトバじゃカバーできないくらいに爽快な勝ちは必定なのですが。そこに加えて、ステージ後方の垂れ幕に当たる光が、しっかり曲を演出しているのですよ。アンコールの「幻想の花」では、幕に集中したスポットが本当に花みたいに見えたり、あとは・・・「KISS ME GOOD-BYE」だったかなあ。上から降り注ぐ何本かのスポットを見上げて歌う櫻井さんが、何かに祈っている様に見えて。歌が「鼓動」とかだったら本当にはまりすぎな演出ですけれど、そんなあざとさが無い分普通に絵になっているというか。
 あと、これは演出なのかどうかわかりませんが、びっくりしたアクション。「KISS ME GOOD-BYE」の終わり、歌が終わって演奏だけが続いている箇所で、櫻井さんが頭を下げてからゆっくりと後方→ドラム前→袖の方へと下がっていくのを見て「ああ、終わりかなあ」と思っていたらゆっくりと楕円を描く様にステージ中央に帰ってきて。おいおい。
 アンコールの演出としては、「FLAME」の火並みに大掛かりだったのが「ノクターン-Rain Song-」の雪。アリーナで見た所為で雪がことのほかくっきり見え、シャボンスプレーというおかしな単語が浮かぶくらいに「泡」でしたが、そんなことはさておいて、あの曲が持っている不思議な雰囲気をしっかり増幅していたと思うです。本当に変な曲ですよね、「ノクターン」。ライヴで聴くと不思議な上に素敵なのですけれど。
 そして、「今井から、5人からプレゼント」というMCの後に「CAPSULE TEARS-PLASTIC SYNDROME III」。すごく浸っている自分を発見。・・・どうでもいいですが、本編最後、およびアンコール最後共に新規ファンは置いてけぼりというのも、大変素敵な状況だとか思いました。


 2日目。いろんなものの2日目。とりあえず、方々のライヴレポを見る限りでは「Beauti-fool's festa」がかなりアレだった様で。最早、Псиの興味はピンクハレルヤが何をどうするのかという点だけでしたが、どうやらフリだけで通した様で。なんだっていいです。まる。
 で、仮想有明での諸々はもちろんスルーして、仮想武道館2日目のお話。昨日はBuck-Tickのくせに5-10分押しくらいで開演したのですが。今日はViewsic中継が入ることから、押しても5分程度であることは必至。昨日はシングル曲は無いながらも、横揺れ縦揺れなんでもありの素敵なライヴでしたが、今日は一体どんな感じなのかとどきどきしつつ。
 そうそう、開演前に物販でパンフとトレカを買いました。トレカは5枚組み\1,000といういつものお値段で、買ってみたらもちろんハズレ。まあいいです。いいんだ。いいもん。ふんだ(そっと涙を拭いながら)。
 昨日はあった緞帳(というかステージを覆う一枚幕)が今日は無く、開演前からステージの上が見渡せる状態。昨日の豪華さはどこへやら、幕が完全に取り払われて、残っているのは照明の埋め込まれた鉄骨ばかり。昨日の雪は、緞帳を上部で支えていたパイプ近辺から噴出されていました。これで見上げたら見える様な幸運な少数のオーディエンス以外には、上手くギミックを隠せていたわけで。
 今回は普通に噴出口が見えちゃうし、どうなんだろう。雪は無いのかなあ、なんて思っていたら、ほぼ時間どおりに始まってしまいました。なんてこと、ココロの準備が。


THE DAY IN QUESTION[Buck-Tick]
 総合 :☆☆☆☆☆
 楽曲 :☆☆☆☆☆
 演出 :☆☆☆☆☆
  MC :☆☆☆☆☆

 今日、中継されてるですよね?頭から「FLY HIGH」が来て大喜びするも、その次が「LIMBO」で「なんだ、昨日と似た様な展開か」と思っていたら。なんと3曲目が「Deep Slow」。昨日の「MY FUNNY VALENTINE」なんか比じゃないくらいにマニアック。しかも、照明は曲の混沌っぷりを象徴しているかの様に赤系ばかり。これ、「狂った太陽」も「darker than darkness」も「Six/Nine」も知らないヒトが突然中継を見たら、たぶん耐えられないんじゃないでしょうか。そんな心配をしてみたり。
 すべては、「LIMBO」後の「今日は衣装もバラバラ、選曲もバラバラ」という櫻井さんのコトバに集約されている様な。その後、「Mona Lisa」でペースを上げるも、「女神」で優しく失速、そして「MISTY BLUE」。うわあ、懐かしいし素敵だけど重い。そして「パラダイス」後に来たのが、今日の目玉「SANE」。・・・いえ、好きですよ、普通に。でも、COSMOSには他にも色々あるじゃんか。「Tight Rope」は「SEXY STREAM LINER」で散々やったからですか。「idol」は去年やったからですか。そうですか。でも、他に選択肢が無いとしても、どうしてSANEですか
 ここらに来ると、中継というコトバを必要以上に気にしているПсиを自分で認識してしまって、ちょっぴり鬱モードに。しかし、そんな鬱っぷりを払拭してくれたのが、。そして、「密室」。昨日の「FLAME」の火が恋と情熱に燃える炎だとするならば、「密室」の火はアイと情念に燃える炎。それも、おそろしく黒い炎。あかあかと燃える火をバックに「密室」というシチュエーションそのものに、Псиは完全にノックアウト。そして、「密室」後はとんでもない選曲だったのでした。

 まず「ミウ」。中継だからか入ったシングル曲ですが、シングル曲だとわかるお茶の間のヒトが何人いるのか大変微妙な、ミディアムテンポのゆったりとした名曲。その後・・・なんだか今井さんがギターで独奏を始め、最初は琉球っぽいので「六月の沖縄」かと思っていたら、徐々にハワイアンな輪郭を浮き彫りにし、案の定「Sid Vicious ON THE BEACH」。今日はあれですか、「中継では有り得ない曲」投票とか裏でやっていたですか。
 能天気な進行の中、気持ちよく響く今井さんの声。Bメロの、溜めの雰囲気を切り崩しながら乗っかる声が「かくどがまた〜ぜつみょ〜だ〜」。この曲、ライヴで聴くとアルバムを聴いて愕然としたのが嘘だったかの様に格好良いのですけれど・・・中継だとどうなんでしょう。謎。
 その後は「Baby, I want you.」「疾風のブレードランナー」と思い切り盛り上げた後、昨年の本編エンド曲「ANGELIC CONVERSATION」で一気に空気を変え、その後に「さくら」。「さくら」は「JUPITER」のカップリングなのですが、「JUPITER」が好きなヒトの5割くらいはそんな事実を知らないに違いありません(邪推)。
 そこに続いたのが「EMPTY GIRL」。うわあ。最後の溜めの所で唐突に「お正月」のフレーズが入り、今井ギターが弾くメロディに合わせて櫻井さんが「♪もうい〜くつね〜る〜と〜・・・お〜しょう〜が〜つ〜」とか始めた時には大爆笑。いつまで続くんだろうと思っていたら、「♪は〜や〜く〜こ〜いこ〜い・・・・EMPTY GIRL!!」すみません、Псиの笑いを止めて下さい
 そして、本編は「鼓動」で美しく終了。昨日は異常に時間がかかったアンコールも、今日は異常に早く始まり、「幻想の花」「ノクターン-Rain Song-」と全く同じ展開。しかし、「ノクターン-Rain Song-」では雪が降らず、やっぱり今日は雪は無しかと思っていたところへ謎の聖歌コーラス。うわあ、「殺シノ調べ」の「JUPITER」だ。コーラスとピアノの音で、原曲よりも更に厚みを増したアレンジ版の「JUPITER」で、気が付けば雪が。あああ・・・火もそうでしたけど、アリーナよりも離れた場所から見るとすごく綺麗。そうして、稀代のバラードで静かに2日目は終了したのでした。

 中継を見ていたヒトの話では、「JUPITER」後に「時間が余った」ということで最近のシングルのクリップが掛かっていたそうなのですが。はて、今日番組表を見たら「18:30-20:30」になっていて、JUPITERが入るか入らないかくらいだった筈なのに。実際には21:00まで番組の枠はあったそうです。ふうん。
 というわけで、会場のその後のお話を。「JUPITER」後、公演終了のアナウンスが流れるよりも早くアンコールの合唱が始まり、しかもえらく粒が揃っていて声も大きい、一日目のアンコールの声とは絶対比較したくない様なアンコールが続き。
 会場側のアナウンスとかを無視しつつ、ステージの撤収が始まっているのも無視しつつ、全く衰えないアンコールの声。マイクスタンドが次々と撤収されるも中央のスタンドは撤収されず、マイクが1本残っていることにすべての希望を向けて。しかし、いつまで経っても事態は変わらず、客席にも追い出しがかかる様になり、そのままアンコールの声は消えてしまいましたとさ。

 会場側の迷惑とかってこともあると思うですけれど、たぶんアンコールってこういうものなんじゃないかと思ったです。1日目みたいに、本編最後に「アンコールで逢いましょう」と言うのも格好良いですけれど。もっと見たいからアンコールなんじゃないかな、なんて。
 あと、Viewsic中継は既にアンコール放映が決定しているそうです。更には、会場で配られたビラによると、4月にライヴアルバム+DVDが出るのだとか。1日目もカメラが回ってましたし、是非2日とも映像化してほしいところです。アンコールまでちゃんと入れてさえくれれば、特に要求も無し。・・・もっとも、その「ライヴアルバム+DVD」が昨日+今日のライヴを収録したものであるという保証はどこにも無いのですけれど。

 今回の反省のコーナー。
 1.1日目の櫻井さんの衣装が黒く、2日目の衣装が白かったことに世界が転覆する様なレヴェルの陰謀がはたらいているのではないか、と考えるあそびは広がりすぎて収集がつかなくなるのでやめた方がよさげ。
 2.1日目の「薔薇色の日々」のサビ(歌詞も本当に咲き誇っています)で、両手を上げてリズムを取るのは普通の反応なのですが、そうしている間に咲こうかどうか悩んでいたПсиは消えちゃえばいいと思いました


 そんな風に2日間を駆け抜けた所為で、3日目は満身創痍。それでも仮想有明の寒い1日をなんとか乗り切りました。以下、おまけ。


Пси:というわけで、おつかれさまでした。
Psy2:おつかれさまです。早速、今回の戦果についてなのですが
Пси:あ、もう本題に行きますか
Psy2:先に謝らなくてはいけないことがあって。
Пси:え、なんですか?
Psy2:2日目は全滅です。他はなんとか。
Пси:・・・あー、無理言ってお願いしたんですから、謝ることなんか無いですって。本当に大変でしたね
Psy2:はい、大変でした
Пси:(そんなに力入れて言わなくても)じゃあ、査収など
Psy2:えーと、ヨシミさんの本、おこめさんの本、ウロンさんの本、あと蔵王大志さん(どさ)
Пси:・・・ちょっと待ってください、この御教訓カレンダー並みに厚い本はなんですか?
Psy2:種本は今回は出なかったみたいで、とりあえず新刊で出ていた鋼本。あと、蔵王大志さんは噛んで無いですけどTRD本。この分厚いのは落書読本の総集編です
Пси:(ぱらぱら)・・・・カヲルくんだ
Psy2:はいはい、おねがいですから用事が全部済んでから堪能してください。あと、「ointment -80」改め「帰りの会」さんの絵本とカレンダーです
Пси:(じーっ)・・・後でゆっくり見ましょう。なんだかえらく素敵そうです
Psy2:カレンダーとか、すごく綺麗ですよね。
Пси:こういうデスクトップアクセサリーがあったら、ちょっと本当にいいなあ
Psy2:そうだ、カレンダーといえば(がさごそ)
Пси:なんですか?356種の衣装を纏った猫耳少女の日めくりカレンダーとかはいりませんからね?
Psy2:安心して下さい、そんなもの眼中にありません。はい、これ(どさ)
Пси:・・・なんですか、これ?
Psy2:「GAIALOG」改め「GOTHLOG.TXT」さんのサークルで買ってきました。あと、ゴス写真集CD-ROMも
Пси:(ぱらぱら)・・・うわあ。このカレンダー、すごい
Psy2:私もサンプルを見てびっくりして、思わず買っちゃいました。この絵の入ったCD-ROMは無いか、と訊いてみましたけれど、それはさすがに無いそうで
Пси:CD-ROMはすぐには閲覧できませんから、後で見ましょうね
Psy2:あと、もう2つカレンダー
Пси:え、え、え・・・うわ、御教訓カレンダー
Psy2:ちゃんと通常版と海賊版の両方を買ってきましたからね
Пси:(ぱらぱら)・・・「明日の王蛇」
Psy2:去年のテレ朝コンボですね
Пси:・・・
Psy2:・・・
Пси:・・・まあ、後でゆっくり
Psy2:何気に気に入ってますね?
Пси:うるさいです。それにしても、カレンダーが4種類・・・
Psy2:あ、あともうひとつ、こんなものを
Пси:・・・チラシですか?一体何の・・・・・・こ・・・これはっ
Psy2:2日目の帰りに外で配布されていた、鳥肌実の公演リーフレットです
Пси:すごいなあ、どうせだからサークル参加すればいいのに
Psy2:配置に困るんじゃないですか?
Пси:長らく大きな波乱の無かった、ジャンル「言論」の究極の爆弾として
Psy2:いや、もっと細かい配置で。壁にしたって波乱が起きるのは間違い無さそうなのに
Пси:・・・わかりました。ここは、対抗馬として雨宮処凛さんを
Psy2:右翼の天国ですか

 という、大変頭の悪い会話をしながら、2003年は更けて行きました。後のトピックといえば、紅白は(途中から)全部見たのと、年末になって突然「鋼」にはまって大変なことになったのと、そのあおりでマイネリーベが全然進まなかったのと・・・ええと、あといろいろ。
 華様の開催されたチャットに寄生させて頂きつつ、年を明かしながらだらだらとПсиが考えたことといえば。とりあえず、新年はこっそりとひっそりとするです。たぶん、やってることは何も変わりませんけどね。何かのアクションを起こす毎に、「こっそりひっそり」と10回くらい唱えてから動こうと思います。その程度。
 「日本語が読めない様なヴィジュ好きさんはПсиの所に来ないだろう」と思っていたのですが、その考えが微妙に甘かったことを年末になって痛感しましたし。だから、ひっそりと行こうと思います。ひっそりとアグレッシヴ。

 というわけで。皆様、新年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

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